トップ  > 佐賀支店  > 「森の墓苑」オンライン社内勉強会に参加しました!

こんにちは。佐賀支店の山野です。

当店では9/11(金)、「森の墓苑」について学ぶオンライン社内勉強会に参加しました。

そして、9/29(火)、オンライン勉強会に参加できなかった社員を対象に、支店内で勉強会を開催しました。

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「森の墓苑」とは、公益財団法人日本生態系協会が2016年2月から運営している樹木葬墓地です。 

樹木葬墓地とは、墓石の代わりに樹木を墓標とするお墓のことですが、この「森の墓苑」はただの樹木葬ではなく、「森づくり」とリンクしているのが特色です。バブル時代に土砂採掘で開発されてしまった荒れ地に、墓石の代わりとなる木製の墓碑と地元由来の苗木を植え、50年かけて元の豊かな森に再生していくという取り組みです。

当社は、公益財団法人日本ナショナル・トラスト協会とともに、この活動を支援しています。

 

「森の墓苑」は、主に2つの背景から実現しました。

1つ目は、墓地開発による自然破壊です。超高齢化社会を迎えた日本では、今後首都圏を中心に、墓地需要増加に伴う自然破壊拡大が懸念されています。

そこで注目されているのが樹木葬ですが、実際には木を植えない樹木葬や、数年で合祀墓に強制移動される樹木葬、お寺の境内の一部分に間に合わせの木を植えて運営する樹木葬など、名ばかりの樹木葬が散見されます。

2つ目が、エンディングニーズの多様化です。昨今の「終活」ブームの中、未婚率の上昇や宗教への無関心、戒名や墓地代金への不信感などから、エンディングニーズも多様化しています。

散骨や樹木葬、改葬や墓じまいなど、人々は数ある方法の中から選択を迫られる時代になってきました。いかに自分の希望する墓地・墓苑を見つけられるか、早めに準備を進めておく必要があります。

 

勉強会終了後、参加した社員同士で話をしたところ、「夫と同じ墓に入りたくない」と考えている人や「自分の代で墓自体をなくそうと思っている」という人などがいて、様々な意見が上がりました。

このような課題に応えるべく「森の墓苑」は誕生したといえます。様々なエンディングニーズに応えられる新しい仕組みの一つとして、 ご認識いただければ幸いです。

 

当社では、「森の墓苑」との連携はもちろん、多様化する終活ニーズに対応する様々なサービス・商品を取り扱っております。ご自身の終活についてお考えの方、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

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当店では今後も、地域に学び、地域の皆さまに貢献できるよう、様々なサステナビリティ活動に取り組むとともに、地域の情報発信に積極的に取り組んでまいります!