トップ  > 宇都宮支店  > 鬼怒川の動植物の保全活動に参加しました!

こんにちは、宇都宮支店新入社員の髙野です。

当店では7/11(土)、「うじいえ自然に親しむ会」が主催する鬼怒川河川の動植物の保全活動に参加しました。

集合写真4

本ブログでも過去に何度か紹介したとおり、鬼怒川河川には日本では限られた所でしか見ることのできない動植物が多く生息しています。しかし、シナダレスズメガヤなどの繁殖力の強い外来種の牧草によって鬼怒川固有の植物の数は減少しており、その植物の周りに生息するシルビアシジミといった生態系にも影響を及ぼしています。

今回の活動は、外来牧草の駆除により、鬼怒川河川の動植物の保全を行うのが主な目的です。

作業前1

当日は朝7時に集合し、牧草抜き取り班とゴミ拾い班に分かれて作業に取り掛かりました。

集まった参加者は50人以上いて、家族連れや中学生グループなど幅広い年齢層が一堂に会しました。

私は牧草抜き取り班として初めて作業に参加しましたが、外来牧草は根が深く、作業は想像していたよりも大変なものでした。特に根が深い牧草を駆除するには、通常使用する手持ちの鍬ではなく、大きなツルハシを使いながらの作業が必要です。

ツルハシ2

この日は雲ひとつない快晴!気温も30度近くあり、参加者は汗を流しながら黙々と作業に没頭していました。そんな中、背の高い外来種に隠れていたきれいな花を見つけることもあり、大変な作業の合間の嬉しい瞬間でした。

 

皆で汗を流して作業した甲斐もあって、2時間で相当な量の牧草を抜くことができました。今回の作業が少しでも鬼怒川の植生の保護に繋がれば幸いです。

作業後3

私たちの身近に当たり前に存在しているような動植物でも、実は絶滅の危機に瀕しているというケースが少なくありません。今回の活動を通じて、こうした自然を、たち1人1人の力で守っていくことが大切ということを実感しました。

今後も、地域社会に根ざしたCSR活動に継続して取り組んでまいります。