トップ  > 横須賀支店  > 職場体験の受け入れをしました!

こんにちは。横須賀支店の今江です。

横須賀市では、市内の中学校を対象に「横須賀の若い人材を横須賀の力で育てる」ことを目的として、経済界・教育界が協力し、「よこすかキャリア教育推進事業」というプロジェクトを積極的に展開しています。

この度、事業の推進校となっている横須賀市立馬堀中学校から、「職場体験」プログラムへの参加のご依頼を受けました。当店でも初の試みとなる企画であり、かつ今回は「2日間の受け入れ」のご要望であったため、支店長・次長も交え当初は相当悩みました。しかし、お互いがきっとよい勉強になるからやってみよう!と最終的に受け入れることを決定し、今年3月から支店全体で準備を進めてまいりました。

今回特に心をくばったのがカリキュラム作りです。「2日間」という限られた時間の中で実際にどんなことができるのか?支店のメンバーからいろいろなアイデアを募る一方、これまで他の支店で開催された「職場体験」や「こども参観日」などのプログラムを参考に、生徒さんたちに「2日間」をいかに楽しく、有意義に過ごしてもらうかということを考え、スケジュールを組み立てました。

 

当日、緊張した面持ちで「入社」した生徒さんたち。朝礼での立派な自己紹介の後、さっそく講義を開始。

 

「信託銀行」とはどんなことをやっているのか、また、いま当社が力を注いでいる「CS」とはどういうことなのか勉強してもらった後、午後からはロビー案内の体験をしてもらいました。最初は戸惑っている様子もありましたが、お客さまにもご協力をいただき、和やかな雰囲気のなか、最後はスムーズにご案内を行なうことができていました。

 

 

そのほかにも、お札の数え方、社員との名刺交換の実習、窓口ロールプレイング、ローン講習、貸金庫見学から端末操作(研修モード)など…当店の業務を2日間で幅広く体感してもらいました。最終日には支店長から生徒さんたちに修了証書と記念品を贈呈し、無事、全プログラムを滞りなく終了することができました。

             

 

受け入れる側の私たちも正直不安でしたが、参加した生徒さんから「緊張したけれどおもしろかった」、「いろいろなお仕事を体験できてよかった」などの感想をいただき、本当にやってみてよかったと思いました。

近年、若い世代の進路選択や就業を取り巻く環境は大きく変化しており、残念ながら目的や進路意識が希薄なまま進学したり、進路・職業の選択を先送りしたりするという傾向が増えています。

将来に夢と希望を持ち、活力に満ちた若者を育てるには、早い時期から様々なかたちで社会体験を通じ「はたらく大人」と接し、働くことの楽しさや厳しさ、やりがいなどを体感し、ひとりひとりの「職業観」、「勤労観」を育む職業体験が必要だと思います。

今回参加した生徒さんたちはこの2日間できっと「何か」を感じ取ってくれたはずです。今回の体験が今後の成長につながってくれればと願っています。