トップ  > 八尾支店  > 八尾市高安地区の魅力とニッポンバラタナゴ

こんにちは。八尾支店の大村です。

当店で飼育している絶滅危惧種であるニッポンバラタナゴについては、本ブログにてたびたび紹介してきましたが、今回のブログでは、八尾の文化・歴史について紹介します。

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当店がある八尾市は、銅鐸が発見されたことで弥生時代から集落が結成されていたことが分かっています。市内には、国の史跡である心合寺山(しおんじやま)古墳を始め数多くの古墳が点在しています。

また、伊勢物語の「筒井筒」の段では「高安の女」のもとに通う話として、在原業平が登場します。高安という地名は今も八尾市内に存在しています。

さらに、宇治の平等院鳳凰堂の瓦の一部は八尾で焼き上げられていたり、かつては藤原氏の荘園があった場所があったり、大坂・夏の陣では徳川方の井伊直孝や藤堂高虎がこの地に布陣したことでも知られています。

この他にも、八尾の文化・歴史をたどるとたくさんのエピソードを見つけることができます。

 

地域の生物多様性保全や自然再生の取り組みは、その地域の文化・歴史の保全と密接な関係にあるといえます。

地域づくりのためには、そこに暮らす住民が地域の自然と文化・歴史の魅力を再発見すること、そして、そこから新たな試みや展開が生まれてくる可能性が高まると考えられています。

 

当店では2005年8月より、ロビーにて絶滅危惧種「ニッポンバラタナゴ」を飼育しています。

このニッポンバラタナゴが、地域の皆さまに環境保護活動のみならず、八尾の文化・歴史に関心を持っていただくきっかけとなることを願っています。