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こんにちは!札幌支店の平田です。

当店では6/29(土)、昨年に続き、札幌中央支店と合同で「北限ブナ林の保全再生ツアー」を企画し、黒松内町のブナ林保全・再生活動を行いました!(昨年の活動の様子についてはこちらをクリックして下さい)

ところで、皆さまは黒松内町をご存知でしょうか?

黒松内町は、北海道後志管内の南端にある町です。(北海道南西部の太平洋側に位置します)。自然豊かな場所で、町内の「黒松内低地帯」にはブナの原生林が広がっています。ブナは、豊かな保水力で大地を潤し、多くの生き物を育み、人里を水害から守ってくれることから「緑のダム」と呼ばれており、町ぐるみで「ブナ北限の里づくり」を推進する黒松内町は「にほんの里100選」にも選ばれています。

 

ブナは冷温帯を代表する樹種で、日本では北海道南部から九州まで分布しています。そして、「黒松内低地帯」がブナ自生の北限となっていることから、温暖化による環境変化を知ることのできる貴重な地域となっています。

 

そんな貴重な「北限のブナ林」の保全活動に、両支店からあわせて35名が参加しました。昨年度に続き、社会貢献寄付信託の寄付先である公益財団法人日本生態系協会、黒松内町役場の方々にも協力を頂きました。

 

 

 

 

まず、ブナについてのお勉強です。みんな真剣に聞いています。

 

 

 

ブナ苗畑にてブナ幼木抜き取り。幼木を傷つけないよう慎重に掘り起こします…!

 

そして、いよいよトラスト地へ。幼木を植樹していきます。

これらの幼木が大木となるには200年程度かかるそうです。改めて自然の大切さを認識したところです。

 

昨年に続き、最後までご協力いただいた黒松内町役場の方々に心より感謝を申し上げます。

今後も両支店は、自然環境や地域の皆さまのお役に立てる活動に取り組んでいきます。