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こんにちは。静岡中央支店の百々(どど)です。

 

当店は7/9(火)に、静岡支店と合同で認知症サポーター養成講座を開催しました。

日本では高齢化に伴い、認知症の方が増えていくことが予想されています。皆さんも認知症という言葉を一度は聞いたことがあると思います。

私たちも日々多くのお客さまに接することから、認知症の方とどう向き合えばいいのか学ぶために同講座の受講を企画しました。

認知症とは

いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ6ヵ月以上継続)を指します(厚生労働省HPよりhttp://www.mhlw.go.jp/seisaku/19.html)。

主な症状として

①    記憶障害…新しいことを記憶できず、先ほど聞いたことも思い出せない

②    見当識障害…現在の年月や時刻、自分がどこにいるかなど基本的な状況を把握できない

③    理解・判断力の障害…考えるスピードが遅くなり、二つ以上のことが重なるとうまく処理できない

等があります。

 

先日公表された厚生労働省の研究班による調査結果によると、65歳以上の高齢者のうち、認知症の全国有病率推定値は15%で、平成22年時点で約439万人と推計されています。

 

こうした認知症を正しく理解し、地域や職場で認知症の方やそのご家族を支援する人を認知症サポーターといいます。

 今回は、来店したお客様が認知症であると想定し、適切な対応について、グループで話し合い、ロールプレイングを行いました。

 

 

 

 

参加者からは「認知症と聞くと対応に戸惑ってしまうが、ロールプレイングで実際の対応方法を実践形式で勉強できたのでよかった。今後に活かしていきたい」「普段の生活の中でも、認知症の方やその家族に出会う場面はある。自分の行動について考えることができた」との声がありました。

今回の講座は、認知症についての正しい理解を深めるとともに、認知症の方とその家族に対する接し方について考える良い機会となりました。