トップ  > 市川支店  > ナショナル・トラスト&森の墓苑のロビー展を開催しました!

こんにちは。市川支店の早川です。

当店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

当店では、8/5(月)~8/16(金)の2週間、ナショナル・トラストと森の墓苑を紹介するロビー展を開催しました。

%e6%a3%ae%e3%81%ae%e5%a2%93%e8%8b%91%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e5%86%99%e7%9c%9f

皆さまはナショナル・トラストをご存知でしょうか。

ナショナル・トラスト活動とは、19世紀に英国で発祥した美しい自然や歴史的建造物を保護する活動のことです。産業革命が進む一方、急速に自然が失われていく中で、国民から「自身の手で大切な自然環境や歴史的建造物を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく」という理念が生まれました。私たち信託銀行と同じ英国の「トラスト」の起源をもった運動と言えるでしょう。

日本でも高度経済成長期の1960年代から活動が全国に広まり、現在では50以上の地域に活動の輪が広がっています。土地・建物の取得をはじめ、それぞれの土地に根ざした活動は多岐にわたっています。

当社では、「国内のトラスト地を増やすことは、私たちの生活基盤を支えるための投資である」という考えのもと、信託のしくみを利用した商品などを通じて、このナショナル・トラスト活動を応援しています。

 

ロビー展では、当社の取り組みに加え、2016年2月に千葉県長生郡にオープンした「森の墓苑」についてもパネルを展示しました。

森の墓苑では、「半世紀をかけて敷地全体を豊かな自然の森に再生する」というコンセプトの下、墓石や花立てなどの人工物は設置せず、ご遺骨は土に埋葬し、墓石の代わりに木製の墓碑と地元由来の苗木を植えています。

生きものとともに育むことで将来は墓苑全体が本物の自然の森になるため、失われた大切な自然を再び美しい森に戻す”自然を再生するお墓”として注目を集めています。

昨今の終活ブームに伴いお墓のあり方も変化しており、自然を壊してつくるお墓ではなく、「自然の中で静かに眠りたい」という新たなニーズにこたえ、失われた大切な自然を再生し育てる森の墓苑は新しい墓地のかたちとして注目されています。

 

このパネル展をきっかけに、皆さまにナショナル・トラストや森の墓苑について知っていただければ幸いです。

当店では今後も、様々のテーマのロビー展を企画・開催してまいります。