こんにちは。札幌支店の配野です。

当店は6/14（土）、札幌中央支店と合同で第3回目となる北限ブナ林の保全再生ツアーを催行しました。

これは、昨年、一昨年に続いて両店が企画・実施しているもので、黒松内町のブナ林保全・再生のための活動に取り組む内容です。活動を行う黒松内町には、社会貢献寄付信託（明日へのかけはし）の寄付金で取得したトラスト地があります。

前日まで降り続いた雨も当日はぴたりと止み、お天気もこの活動を応援してくれたようです！

黒松内町の歌才ブナ林は、ブナの自生する北限の地として、国の天然記念物に指定されており、町ぐるみで「ブナ北限の里づくり」を推進する黒松内町は「にほんの里100」にも選ばれています。

ブナは冷温帯を代表する樹種で、日本では北海道南部から九州まで分布しています。そして、「黒松内低地帯」がブナ自生の北限となっていることから、温暖化による環境変化を知ることのできる貴重な地域となっています。

また、豊かな保水力で大地を潤し、多くの生き物を育み、人里を水害から守ってくれることから「緑のダム」とも呼ばれています。

そんな貴重な「北限のブナ」を守るための活動に、今年も両店から合計32名が参加しました。

昨年度に続き、公益財団法人日本生態系協会、黒松内町役場の方々に多大なご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。

今後も、両支店で力を合わせ、自然環境や地域の皆さまのお役に立てる活動に取り組んでまいります。