トップ  > 札幌・札幌中央支店  > 「北限ブナ林の保全再生を目指して」ロビー展を開催しました!

こんにちは。札幌支店の宗安です。

 

当店では、12/8(月)~1/30(金)の期間中、「北限ブナ林の保全再生を目指して」ロビー展を開催しました。

これは、当店が2年前から取り組んでいる、「黒松内町のブナ林保全・再生活動」について紹介するロビー展で、昨年6月に実施された「北限ブナ林の保全再生ツアー」の様子もお伝えしています。

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6月の保全再生ツアーでは、社会貢献寄付信託の寄付先の1つに指定されている公益財団法人日本生態系協会と、黒松内町役場の皆さまにご協力をいただき、総勢32人がブナの幼木の植樹作業を行いました。

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ブナは冷温帯を代表する樹種で、日本では北海道南部の黒松内低地(長万部の北方)以南、本州、四国、九州に広く分布しています。その中、寿都と長万部を結ぶ「黒松内低地帯」がブナ自生の北限となっていることから、温暖化による環境変化を知ることのできる貴重な地域となっています。

ブナは成長すると、高さは30m、幹の太さは1mにもなります。また、ブナ林は水を蓄える機能を持っており、洪水が少なくなることから「緑のダム」とも呼ばれます。

黒松内町では、国際ブナフォーラムを開催したり、ブナの種蒔き作業を実施するなど、ブナ林の保全再生に取り組んでいます。

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このロビー展をご覧になった皆さまが、黒松内町のブナについて理解を深めていただければ大変嬉しく思います。

 

当店では今後も、自然環境や地域の皆さまのお役に立てるよう、引き続き活動に取り組んでまいります。