松戸支店
こんにちは。松戸支店の松原です。
当店では、1/6(火)~1/20(火)の期間中、「ナショナル・トラスト」について紹介するロビー展を開催しました。
皆さまは、ナショナル・トラスト活動についてご存知ですか?
ナショナル・トラスト活動とは、19世紀に英国で発祥した美しい自然や歴史的建造物を保護する活動のことです。産業革命が進む一方、急速に自然が失われていく中で、国民から「自身の手で大切な自然環境や歴史的建造物を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく」という理念が生まれました。私たち信託銀行と同じ英国の「トラスト」の起源をもった運動と言えるでしょう。
日本でも高度経済成長期の1960年代から活動が全国に広まり、現在では50以上の地域に活動の輪が広がっています。土地・建物の取得をはじめ、環境教育、まちづくりなど、それぞれの土地に根ざした活動は多岐にわたっています。
当社では、信託のしくみを利用した商品などを通じて、このナショナル・トラスト活動を応援しています。
ロビー展では、当社が支援してきた日本のトラスト地3箇所の生きもの(北海道黒松内町の「北限のブナ林」、長崎県対馬島に生息する「ツシマヤマネコ」、鹿児島県奄美大島に生息する「アマミノクロウサギ」)の写真を始め、さまざまなナショナル・トラストの写真を展示し、活動内容を詳しく紹介しました。
私は、世界遺産として有名な知床半島や、身近にある「世田谷の森」などがナショナル・トラスト運動によって守られていることを初めて知りました。このロビー展が、皆さまにナショナル・トラストを身近に感じていただくきっかけとなれば大変嬉しく思います。
今後も、様々なテーマでロビー展を企画・開催してまいります。