小田原支店
こんにちは。小田原支店の加山です。
今回のブログでは、前回のブログ(←こちらをクリック)でお伝えした小田原城耐震改修工事の進捗をレポートします!
こちらの写真を見ていただければお分かりいただけるかと思いますが、現在、3層4階の天守閣の最上階まで、足場が組まれました。
工事用シートを通さずに改修工事前の天守閣を見るのは、今月いっぱいとなりそうです。
さて、突然ですがここでクイズです!
小田原城の天守閣の瓦にある家紋はなんでしょうか。
お城の瓦には、城主や藩主の家紋が入っているのが一般的なのですが、小田原城天守閣には歴代城主の家紋も、ましてや戦国時代の北条氏の三つ鱗もありません。
小田原城の天守閣の瓦にある家紋とは…徳川家の「三つ葉葵」なのです!
江戸時代、藩の行政の中心や藩主の居所は二の丸であり、本丸は徳川将軍家の御殿だったことがその理由です。
さらにもう一つクイズです!
現在わたしたちが見ることができる天守閣は、実は江戸時代のものではなく、復元されたものです。その天守閣の鯱の尻尾の鬼瓦には、三つ葉葵ではない紋が一つあるのですが、何でしょうか。
それは…波頭で梅花を表現した小田原市の市章です!
このお話を聞いた時に、流石は昭和に復元されたお城だなぁと思いました。色々と調べると、普段なじみのある小田原城の新たな一面が発見できて面白いですね♪
今後も、小田原城の耐震改修工事の様子をレポートしてまいりますので、どうぞお楽しみに!