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 こんにちは。阿倍野橋支店の佐藤です。

 

当店とあべの支店では3/3(金)、第4回シルバーカレッジを開催しました。

シルバーカレッジとは、安全・安心で充実したシルバーライフを送るための万全な「備え」をどのように行えばいいのか、各界の第一人者の方々にお話いただく学びの場です。

当店では、皆さまがいつまでもお元気で健康でいらしていただきたいとの気持ちを込めまして、「健康」「食生活」「住環境」などをテーマに、昨年12月から月1回のペースで計4回のシルバーカレッジを開催してまいりました。

 

今回は最終回として、「人生の最終段階を考える」をテーマに2部構成で開催しました。

当日は多数のお客さまにご参加いただきました。ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

 

セミナーでは、国際長寿センター日本事務局長の志藤洋子氏を講師にお招きし、第1部では「老いを良く生きるために必要なこと」をテーマに、第2部では「納得できる旅立ちのために」をテーマに、お話をしていただきました。

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第1部では、100年前の平均寿命は40歳代だったが、「経済的な基盤が安定しインフラが整備されたこと」、「公衆衛生の水準と国民の健康意識の向上」、「医療や薬品等の科学の進歩」、「戦争や災害に脅かされなかったこと」等、生活環境が大きく変わった結果、平均寿命が男性80.79歳、女性87.05歳へと延び、世界的な長寿国となったというお話がありました。

一方で、平均寿命と健康寿命は年々差が広がってきており、健康な生活を送るためには「フレイル(虚弱)」について理解し予防する必要があるというアドバイスもいただきました。そして、健康長寿を支える三要素「食べる・動く・交わる」のの重要性についても説明していただきました。

 

第2部では、「納得のできる旅立ち」をテーマに、終末期医療の例を取り上げながら、老いや病と折り合いをつけ、寿命を全うし、自分らしく往生するためにはどうしたらいいか、どうしておくべきかについて、詳しくお話をしていただきました。ご参加いただいたお客さまは皆、熱心に耳を傾けられており私自身も深く考えさせられる内容でした。

治療方法の選択をする際、各治療方法にはメリット・デメリットがあること、また、個人の価値観や死生観によってどの治療方法がベストかは異なってくることなどについてのお話もありました。

意思能力が無くなった際、自分では治療方法は選択できなくなります。万が一を考えて、自分の考えをまとめておくこと、そしてその考えを事前に家族で共有しておくことが重要だと感じました。

ご参加いただいたお客さまからはたくさんのご感想が寄せられ、シルバーカレッジは好評をいただき終了いたしました。

 

信託銀行では、お客さまの想いを形にして後世に繋ぐお手伝いをしております。

支店一同、今後も日々精進して皆さまのお役に立てるように努めてまいります。