松戸支店
こんにちは。松戸支店の西松です。
当店では6/25(月)~7/6(金)の2週間にわたり、「ナショナル・トラスト」に関するロビー展を開催しました。
「ナショナル・トラスト」とは、企業や市民がトラスト団体に土地や建物・現金などを託し、国民の財産である美しい自然や歴史的な環境を、買い取りや保存契約などによって後世に引き継いでいく活動です。
日本でナショナル・トラストの取り組みが始まったのは1960年代半ばです。古都・鎌倉において、鶴岡八幡宮の裏山にある「御谷(おやつ)の森」での宅地開発計画に反対した住民たちが、当時イギリスで始まっていたナショナル・トラストの考え方にヒントを得て募金活動を展開しました。集まった基金と鎌倉市からの援助で土地を買い戻し、森を保護することに成功したことが日本のナショナル・トラストの始まりです。
私は先日、鎌倉を訪れて、鶴岡八幡宮とその周囲の自然を観光してきました。先人たちの「この景色を次世代へと繋げたい」という想いが伝わるような素晴らしい風景を堪能できました。
当社では、国内のナショナル・トラスト地の保全活動や、地域の貴重な環境保全活動、情報発信に注力しています。
福井県のトラスト地「中池見湿地」や大阪・八尾市に棲息する希少種「ニッポンバラタナゴ」を題材とした環境教育や、日本最大の環境関連イベント「エコプロダクツ2017」への出展、ナショナル・トラスト全国大会への参加など、ナショナル・トラストを皆さまに知っていただくために様々な取り組みを実施しております。
今回、当店で開催したロビー展もこの取り組みの一環です。これをきっかけに、ナショナル・トラストや当社の取り組みを知って、興味を持っていただければ幸いです。
当店では今後も、様々なサステナビリティ活動に取り組むとともに、情報発信にも注力してまいります。