岡山・岡山中央支店
こんにちは。岡山支店の谷本です。
今回のブログでは、9/10(水)に岡山市立角山小学校にて実施した環境教育プロジェクトについて紹介します。
このプロジェクトは、当社が応援する「ナショナル・トラスト活動」を、次世代を担う子供たちに身近に感じてもらいたいという思いからスタートした取り組みです。
2012年には和歌山県の天神崎を題材に、2013年には神奈川県の小網代の森を題材にプロジェクトを実施し、今回の企画は第3弾となります。
当日は、環境専門のインターネット放送局グリーンTVジャパンと共同して、ICT(情報通信技術)を活用した環境教育授業を実施しました。
岡山県央に位置する美作に広がる森は、県の三大河川のひとつである吉井川(一級河川)の上流にあります。水源の森から流れる吉井川は、古くから人々の暮らしを支えてきました。
620,000平方メートル余りのこのトラスト地はかつては個人の私有地でしたが、豊かな環境が将来に残されるならと、公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会に寄付されたものです。
この自然豊かな水源の森を題材に、当社のCSR推進室の石坂が進行役となって角山小学校の全校生徒を対象に授業を行いました。
授業のテーマは「水の大切さについて考える」です。
美作にある水源の森で撮影された映像を見ながら、子供たちは身近な川が上流の森とつながっていることや、森を守ることが水に暮らす生きものを育むこと、森の保水機能が下流の洪水などを防ぐ役目を持つことなどを学びました。
スポンジを使って、森の保水機能について説明
授業の最後に、水源の森を守るために自分たちができることについて問いかけると、「水を大切に使う」、「ゴミを捨てない」、「ナショナルトラスト活動に参加したい」など、子供たち自らが考えたたくさんのアイデアが寄せられました。
ナショナル・トラスト活動は、世界各地で取り組まれており、日本でも全国50ヵ所以上で行われています。
今まであまり馴染みがなかったという方は、是非この機会に、身近なトラスト地などに興味を持っていただければ幸いです。