こんにちは。岡山支店・岡山中央支店の今田です。

2023/9/15（金）に講談社より発刊の「FRau S-TRIP 見たことのないサステナブルな『神奈川』に出合う」にて、神奈川県内でこれまで実施してきた当社のサステナビリティ活動を紹介いただきました。

当店ロビーでは現在、同雑誌に掲載された記事の内容をパネルにして展示しています。

記事の中で取り上げられた「ナショナル・トラスト」という信託の仕組みをつかった取り組みについて簡単に紹介いたします。

「ナショナル・トラスト」はイギリス発祥の活動です。産業革命に伴い急速に都市拡大が進行した1895年に「市民の憩いのために必要なオープンスペースを取得し、将来の人々のために残していく」という基本理念の下、非営利団体「英国ナショナル・トラスト」が設立されました。この団体は、集まった寄付や寄贈をもとに土地を購入して、保全管理を人々からトラスト（信託）されています。

この考え方にヒントを得て設立されたのが「鎌倉風致保存会」で、日本初のナショナル・トラスト団体と言われています。高度経済成長期に鎌倉を見守る聖なる森として大切にされてきた「御谷（おやつ）の森」に宅地造成計画が持ち上がります。森を守ろうと立ち上がった作家の大佛次郎氏と地元住民が立ち上がり、開発予定地の1.5ヘクタールを募金によって集めた資金で買い取り、森を守りました。

当社ではこの歴史と先人たちの想いを次世代へ繋げるべく、保存会設立50周年の年である2015年に地元の小学生向けの出前授業を実施しました。

当社では、「信託」の仕組みでできること、未来のためにできることなど、今後もさまざまな社会貢献に取り組んでまいります。

支店一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。