トップ  > 札幌・札幌中央支店  > 「歌才湿原保全活動2018@黒松内町」 のロビー展を開催中です!

こんにちは。札幌支店・札幌中央支店の井上です。

当店では、サステナビリティ活動の一環として、ブナが自生する北限の地として知られ、清流朱太川でも有名な黒松内町にて、毎年、ナショナル・トラスト活動(※)を行っています。

(※)「ナショナル・トラスト活動」:起源は19世紀の英国。産業革命により工業化が進む一方、その代償として多くの自然や伝統が失われていく中、国民から「自身の手で大切な自然環境や歴史的建造物を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく」という理念が生まれ、広まりました。日本でも、1960年代の高度経済成長期から全国に活動が広まり、現在では50以上の地域に活動の輪が広がっています。土地・建物の取得をはじめ、環境教育、まちづくりなど、それぞれの土地に根ざした活動は多岐にわたっています。

 

当店では現在、黒松内町で6/30(土)に実施した「歌才湿原保全活動(潅木伐採)・ブナ林散策」に関するロビー展を開催中です! 

既に7月のブログ(←こちらをクリック)にて活動当日の模様を紹介していますが、より多くの方に当店の活動を知っていただきたいと思い、このロビー展を企画しました。 %e3%83%96%e3%83%8a%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e5%b1%95

今回潅木伐採作業を行った「歌才湿原」は、2万4千年の歴史が詰まった道内最古の湿原で、氷河期から長い時間をかけて毎年数ミリずつ堆積する泥炭層は9m以上にもおよびます。国内でも良好な状態が保たれている数少ない高層湿原であり、「日本の重要湿地500」にも選定されている場所です。

また、ブナの香りや息づかいを感じながら散策できるブナの小道の近隣にある「歌才ブナ林」は、国の天然記念物に指定されています。

 

皆さまにはこの機会に是非、魅力あふれる黒松内町、自然遺産としての歌才湿原や当店のサステナビリティ活動について知っていただければ幸いです。

お近くにお越しの際は是非、当店にお立ち寄りいただき、ロビー展をご覧ください。

支店一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。