札幌・札幌中央支店
こんにちは、札幌支店・札幌中央支店の井上です。
当店では2/25(月)、昨年に続き、札幌市より講師の斉藤様、古井様をお招きし、社員17名が認知症サポーター養成講座を受講しました。
札幌は人口流入量が全国で2番目に高いとされ、その中でも高齢者の占める割合が年々高くなっています。そうした中で日々たくさんのお客さまに接する私たちも、認知症の方とどのように向き合えばよいのかについて学ぼうと、今回の講座を企画しました。
当日は、講師の方から、認知症とは何か、認知症の方への応対はどのようにすればよいか等について、座学やDVD視聴を通して理解を深めました。
講座では、認知症の方は現在、全国で500万人を超え、その数は年々増加していること、2025年には5人に1人が認知症になるとされていることなどを教えていただきました。
また、認知症の方と接するときには、「驚かせない」、「急がせない」、「自尊心を傷つけない」という「3つのない」を大切にする姿勢が大切であり、認知症で一番辛い思いをしているのは本人であることを理解することが必要と教えていただきました。
社会全体の取り組みとして、認知症の方とそのご家族へのサポートが期待されていることを実感しました。
講座を受講した社員からは、「認知症は予防できるものであり、軽度のうちには治すことや一時的な症状に抑えられることを知って驚いた」、「認知症サポーターとしてお客さまにも考え方を共有できるようにしたい」等の声が上がりました。
講座修了後、参加者は認知症サポーターの証である「オレンジリング」をいただきました。これは認知症を病気として正しく理解し、認知症の方の心の杖となるべき応援者となった認知症サポーターに渡されるものです。
認知症サポーターは現在、全国で1,110万人、札幌市にも約11万人いるそうです。今回受講した社員もこの仲間に加わりました!
今回、講師を務めていただきました斉藤様、古井様には、この場をお借りして深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
当店では今後も、認知症の方とそのご家族を見守る「認知症サポーター」として、地域の皆さまに貢献できるよう努めてまいります。