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札幌・札幌中央支店

当店はSDGs目標11の達成に向けて、
さまざまな立場の人にとって住みやすいまちづくりに関わっていきたい!また自然豊かな北海道を守っていきたい!という思いで、様々な活動に取り組んでいます。

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こんにちは。札幌支店・札幌中央支店の石田です。

当店では、11/5(火)と11/7(木)、AEDを使った訓練を行いました。これは、当店が入居する札幌三井JPビルディングの防災センターの方にご協力いただき、開催したものです。

 

AEDとは、「Automated External Defibrillator=自動体外式除細動器」のことで、停止状態の心臓に対して、再び正常なリズムに戻すために使用する電気ショックを与える医療機器のことです。今では駅やビルなど、多くの場所で見かけるようになりました。当店内にも1台設置しています。

心停止となった場合は時間との勝負です。5分程度の限られた時間の中で心臓を再び動かす必要があるため、救急車を待っていられないケースがあります。そこで大切なのが、その場に居合わせた人たちで、AEDを活用した心肺蘇生にて心臓を再び動かすことを試みることです。

 

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今回訓練を行ってみて、普段、テレビドラマなどで何気なく目にすることがある心臓マッサージ(胸骨圧迫)は、1分間に100回程度のペースで行う必要があり、見た目よりもコツや体力が必要ということがわかりました。ちなみに、30回の心臓マッサージと2回の人工呼吸を繰り返すのかと思いきや、最近では、感染症等の観点から、人工呼吸は行わず、心臓マッサージだけで対応するという考え方もあるとのことでした。

また、AEDは、作業段取りや操作方法を音声で指示してくれるとともに、AEDの使用が必要かどうかの診断も行ってくれて、結構機能が充実している印象でした。

もっとも、心停止の方がいた場合、心臓マッサージやAED操作ができる人だけが関わればよいということではありません。119番通報やAEDの準備、心臓マッサージなど、限られた時間の中ですべてを一人で行うことは到底無理な話です。その場に居合わせた場合には、決して傍観者であってはならず、何かできることはないかと考え、周囲と連携して行動を起こすことが非常に大切であるとも感じました。

いずれも、訓練をしてみて気が付くことも多く、AEDを使用する場面が起きないことを祈りつつも、万一の場合に備え、定期的に訓練を行っていくことが大切であると改めて実感しました。

 

当店では今後も、皆さまが安心してご利用いただける支店作りに努めてまいります。