川崎支店
こんにちは。川崎支店の市川です。
当グループは、2021年に「カーボン・ニュートラル宣言」を行い、Net Zero Banking Alliance(NZBA)へ加盟しました。
Net Zero Banking Alliance(NZBA)とは、UNEP FI(国連環境計画金融イニシアティブ)が設立した、投融資ポートフォリオの温室効果ガス排出量を 2050 年までにネットゼロとする目標を掲げる銀行業界の同盟です。加盟金融機関は、NZBA が定めるガイドラインに従って、中長期の温室効果ガス排出量削減目標を設定しその進捗状況を報告することが求められます。
当社が展開するWith You活動では、「エコ(環境)」をテーマにした活動の強化月間を設定し、各店部がそれぞれ活動を行っています。
当店では8/21(月)、気候変動について学ぶ社内勉強会を実施しました。当日は社員20名が参加し、オリジナルの資料を基に、このテーマに関する理解を深めました。
勉強会は4つの章に分けて実施しました。
第1章は、「気候変動がもたらす問題」についてです。
世界で最も深刻な社会問題である気候変動とは、地球環境にどのような影響を及ぼしているのかについて学びました。平均気温の上昇・海面水温の上昇・北極域の海氷域面積の減少・海面水位の上昇など、いずれも「現在」だけではなく「長期的に」地球へ悪影響をもたらしてしまう事象です。持続可能な社会のために、一刻でも早く対応を始めることが求められます。
第2章は、「企業や金融機関にできること」についてです。
気候変動問題に対して全世界がおこなっている取り組みには、エネルギー消費量の削減・エネルギー源の脱炭素化・利用エネルギーの転換、などが挙げられます。金融機関は、気候変動対応の支援を通じて、顧客企業の事業成長や持続可能性の向上を積極的に後押ししていくことが求められます。
第3章は、「当社の取り組み」についてです。
冒頭でもお伝えした通り、当グループはカーボン・ニュートラル宣言を行い、脱炭素社会の実現に全力で取り組む所存です。信託銀行グループの機能とスキルを生かした付加価値の高いソリューション事業を推進し、省エネ投資の促進や再生可能エネルギーの導入拡大などによって化石燃料依存社会から脱炭素社会への転換を図ることに貢献します。
第4章は、「自分たちにできること」についてです。
日本の部門別CO2排出量の割合(2020年度)は、1位産業部門・2位運輸部門・3位業務その他部門・4位家庭部門と、家庭部門でのCO2排出シェアも比較的高くなっています。個々人でできる「ささいなこと」へ真剣に取り組むことが大切です。
不要なプラスチックゴミを出さないためにマイボトル・マイバッグを活用すること、使用していない部屋の電気はきちんと消すこと、ゴミの分別を徹底すること、など日常の中でも私たちが取り組めることは多々あります。できることから始めていきましょう。
当店では今後も、環境問題を「ジブンゴト」としてとらえ、持続可能な社会を目指す取り組みを続けてまいります。