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こんにちは。杉戸支店の薬師寺です。

当店のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

当店には日々、たくさんのご高齢のお客さまにご来店いただいています。そこで、お客さまの目線に立ったよりよい応対ができるようにと、株式会社三和製作所様にご協力いただき、高齢者体験教材を使用して高齢者擬似体験学習を実施しました。

 

【高齢者疑似体験教材】とは…

ご高齢の方の日常生活を体験できるよう作られたのが高齢者疑似体験教材です。これは、視覚や聴覚、身体機能等をご高齢の方と同じ状態にできる機材となっています。 

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【目】 ゴーグルを着用すると、白濁・黄変・全盲が体験できます。

【耳】 ヘッドフォンに似たイヤーマフを着用すると、聴覚の変化・難聴が体験できます。

【胴体】 おもり付きのベストと前かがみ姿勢体験ベルトを着用すると、ご高齢の方と同様の目線と制限された動きを体験できます。

【手首】 おもりバンドを着用すると、筋力の低下による動作の遅れを体験できます。

【ひじ・ひざ】 特殊プレートにより屈曲が困難になり、関節の動きの低減を体験できます。

 

体験学習では、店頭担当者とロビー担当者の合わせて2名がこの教材を着用し、店頭カウンターで実際に受付体験をしました。

 

「ピンポーン」とベルが鳴り、名前が呼ばれます。

ソファーから立ち上がって椅子に座るまでが一苦労…

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ようやくブースに到着し、カウンターに座ります。

数字がよく見えず、書類記入欄もよく分かりません…名前の記入もうまくできませんでした。

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教材を着用をした社員と、その介助をした社員からは、「ちょっとした仕切りや段差が、非常に恐く感じられました。声掛けや手を添える等の配慮が必要だと思いました」、「ご高齢の方は、これだけ身体に負荷がかかっているのだと知り、驚きました」といった感想が挙がりました。

また、見学していた社員からは、「擬似体験をしている人がとても動きにくそうで、介助者の重要性を認識した」、「介助者がどのタイミングでどのように接するべきなのか、実際に疑似体験をするとよくわかる」との意見が出ました。

私自身も、筆談ボードや助聴器の有効活用にとどまらず、常にお客さまの目線を持つことの大切さを実感しました。

今後も社員一同、お客さまにより安心してご来店いただける支店づくりと、きめ細やかなサービスの提供に努めてまいります。