トップ  > 所沢・所沢駅前支店  > シンポジウム「埼玉県西部地域での成年後見の新たな展開と地域の役割」の後援をしました!

こんにちは。所沢支店・所沢駅前支店の平良です。

昨今、「超高齢化社会」、「人生100年時代」などのニュースを目にする、耳にする機会も増えてまいりました。高齢化に伴い、介護・認知症の親や親族を支える家族の負担が増えつつあります。

そのような中、当店が所在する埼玉県西部地域では3/5(日)、「成年後見の新たな進展と地域の役割~地域特性に応じた利用促進への試み~」に関するシンポジウムが開催されました。

これは、中央大学法学部・中央大学研究開発機機構主催、川越市・飯能市他が後援で、川越市「ウエスタ川越」にて開催されたもので、当社もこのシンポジウムを後援いたしました。当日、私も参加してきましたが、予定席数150席が満席となる関心の高さでした。

 

シンポジウムの後半では社会福祉協議会、弁護士、司法書士、大学教授や信託銀行など、立場が異なる専門家の間で「地域連携ネットワークの構築に望むこと」をテーマにパネルディスカッションが行われました。

当社からはコーディネーター1名とパネリスト2名が登壇し、信託銀行としての取組現状とこれからの関り方について発信をいたしました。

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私が今回のシンポジウムに参加して、特に関心を持った事項は、次の点です。

・成年後見制度の利用者が、現状23万人程度であり、身上保護や財産管理の必要な方に、十分に利用されていない現況があること。

・法定後見の他に、任意後見制度の利用がもう少し周知され、活用されることが望まれること。

・後見制度がの充実した運営には、地域において立場が異なる「行政・司法・民間」での連携が必要であり、地域連携ネットワークの構築が重要であること。また、法律職系分野と医療系分野並びに福祉分野の連携も不可欠であること。

 

今回、シンポジウムに参加して様々な学びがありました。金融機関で働く者として、成年後見制度の現状等を正しく理解し、高齢期にある方々への「適切な財産管理サポートの提供」「専門家(弁護士・司法書士)への紹介制度」「口座提供を通じての民事信託への関り」等がとても大切であり、お客さまの立場に立ったコンサルを行っていく重要性を改めて認識する良い機会となりました。

 

当店窓口では、認知症に備えた様々な商品・サービスをご用意しております。また、資産運用、資産承継(遺言信託)等の個別相談も随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。