横浜・横浜駅西口支店
こんにちは。横浜支店・横浜駅西口支店の下方です。
当店では、12/17(金)より「生理の貧困」についてロビー展を開催しています。
当社ホームページでも同日、【神奈川県が「生理の貧困」対策として進める生理用ナプキン無料配布活動への賛同について】のリリース文(←こちらをクリック)を発表しています。
「生理の貧困」とは、母子・父子家庭、奨学金制度を利用する在学生などの女性が、経済的な理由などから生理用品等を購入することができずに困窮している問題のことです。そのような状況下にある大学生は、大学の医務室に生理用品を貰いにくるようになったり、生理の日は学校に行けなくなったりしていることも問題になっています。
今年度、神奈川県が民間調査を行い、対象となる大学生が多かったとの理由から、大学生への生理用ナプキン無料配布活動がスタートしました。
生理の貧困問題の原因の1つにはコロナ禍が挙げられます。特に昨今、国内の見えない貧困問題、社会的課題としてクローズアップされはじめ、神奈川県では多様な主体による「共助」を促進し、この課題を解決する取り組みを行うことになったそうです。
前回のブログでも発信した通り、当店は横浜市のY-SDGsでの最高認証の”Supreme”を受賞したり、フードドライブ活動や子ども食堂への扇風機の寄贈をしたりといった取り組みを実施してきました。これらに共感いただいた神奈川県からのお声掛けにより、当社として本取り組みへ賛同することになりました。
生理用ナプキンのパッケージは、当社サステナビリティ推進部と横浜支店・横浜駅西口支店で共同考案したデザインを起用しました。それにナプキンを2つ詰めたものを、12月に神奈川県内の大学3校(神奈川大学・関東学院大学・東海大学)に合計で5,000袋を提供いたしました。
ロビー展では、その様子やサンプル品などを展示しています。
この生理用ナプキン梱包作業には、障がいをお持ち者やご高齢の方が働く「セルプセンター」という施設にもご協力いただき、様々な人が関わりを持つ一大プロジェクトとなりました。
SDGsの「誰一人取り残さない」という理念に基づき、このような協力や取り組みが全国各地の活動へと広がり、少しでも困っている方々のお役に立てればと思います。
当店では今後も、地域でお困りの方への心遣いができる支店となれるよう、SDGsの目標達成に向けた様々なサステナビリティ活動に取り組んでまいります。