こんにちは。横浜支店・横浜駅西口支店の下方です。

私はこのたび、パラリンピックのField Castとして、直接選手とかかわるボランティア活動に参加してまいりました。

皆さまは「トライアスロン」という競技をご存じでしょうか。

トライアスロンとは、泳ぐ（swim）⇒自転車（Bike）⇒走る（run）の順序でより速くゴールすることを競う競技です。

パラリンピックでこの競技をするにあたり、泳いだ後に手足の不自由な選手は陸へ上がることができません。そこで、お手伝いとしてボランティア（swim exit assistant）が必要となります。

国によっては、様々な事情を抱えており選手を送り出すことすらできない地域もあります。また、個々の選手はもちろんのこと、ボランティアとして参加する人たちも、様々な事情を抱えながら、それでも選手の事を思って参加している方がたくさんいらっしゃいました。

印象的だったのは、頂点を極めて金に輝いた選手と、2番手で銀となった選手の涙の違いです。そのどちらにおいてもその日のためにとてつもない努力をしてきたということを肌で感じました。自分も「少しのことでくよくよしていられないな」と勇気が湧きました。

2回のワクチン接種を経て毎日PCR検査をし、バブルというとても厳しい導線が敷かれた中でのボランティア参加はとても貴重な体験でした。