日本橋営業部　林です。今回はサロンコンサートについて報告致します。

去る平成２４年３月６日（火）午後３時３０分から、約１時間、当部地下１階大金庫前フロアで、『日本橋営業部サロンコンサート』を実施しました。

このコンサートは、音楽大学の学生、卒業生等若手演奏家の方々に発表の機会を提供するとともに、重要文化財三井本館の中で、生演奏を楽しんでいただこうと思い、平成２０年１２月よりスタートしました。

今回は、第一線で活躍されているフルート奏者　冨田朗子（さえこ）さんとハープ奏者　平島さよりさんを、演奏者として、お迎えしました。

プログラムは、Ｇ．ビゼーの「カルメン」より「間奏曲」、Ｊ．Ｓ．バッハの「チェロ組曲」より「アルマンド、コレンテ」、Ｍ．トゥルニエの「朝に」等で、演奏の際には、楽曲に関する解説をしていただき、途中“楽器紹介コーナー”と称して、楽器についての説明も行っていただきました。

また、フルート奏者　冨田様より、東日本大震災から約１年経つことから、東北地方での演奏ツアーが震災の１ケ月前だったことや、何らかの役に立てばとの思いで開催したチャリティーコンサートの話も交じえ、岡野貞一の「ふるさと」を演奏していただきました。終演後のアンケートには「心にジーンと響いた」という感想を沢山のお客さまからいただきました。

「フルートとハープの音色がすばらし」く、「心地良く聴けて、心の安らぎを感じた。」、「選曲がよく、フルートとハープの調和がよかった。」等の感想を寄せられたすばらしい演奏と、アンコール曲「川の流れのように」が終わると、感謝の気持ちをのせた拍手はなかなか鳴り止まず、５５名（満席）の観客は、十分満足されていたようでした。

今後も演奏者・お客さまとも満足のいくコンサートが開催できればと思っています。