三軒茶屋支店
こんにちは。三軒茶屋支店の中根です。
当店では、11/9(月)~11/20(金)の期間中、「ナショナル・トラスト活動」について紹介するパネル展を開催しました。
皆さまは、ナショナル・トラスト活動についてご存知ですか?
ナショナル・トラスト活動とは、19世紀に英国で発祥した美しい自然や歴史的建造物を保護する活動のことです。産業革命が進む一方、急速に自然が失われていく中で、国民から「自身の手で大切な自然環境や歴史的建造物を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく」という理念が生まれました。私たち信託銀行と同じ英国の「トラスト」の起源をもった運動と言えるでしょう。
高度経済成長期の1960年代、古都・鎌倉において鶴岡八幡宮の裏山にある「御谷(おやつ)の森」の宅地開発計画に反対する住民らが募金活動をはじめ、集まった基金と鎌倉市からの援助で土地を買い戻して森を保全したのが、日本のナショナル・トラストの始まりといわれています。
その後、ナショナル・トラストは日本全国に広まり、現在では50以上の地域に活動の輪が広がっています。土地・建物の取得をはじめ、環境教育、まちづくりなど、それぞれの土地に根ざした活動は多岐にわたっています。
当社では、信託のしくみを利用した商品などを通じて、このナショナル・トラスト活動を応援しています。
「このパネルを見て興味を持ちました」とお声掛けいただいたお客さまもいらっしゃり、大変嬉しく思っております。
今後も、様々なCSR活動に積極的に取り組むとともに、情報発信に取り組んでまいります。