こんにちは。芦屋支店の中村です。

日毎に春らしくなってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

2022年4月より、新しい指導要領に基づいた高校家庭科で金融教育が必修化されました。当店が金融教育授業を実施するのも今回で3回目となりました。

今回は、兵庫県立芦屋国際中等教育学校PTA様と先生方へ金融教育を実施しました。これは、将来の資産形成などについて高校生のうちから金融知識を学ぶという国の方針から、まずは保護者の皆さまが一度受講をしてみたいというご要望があり、実施に至ったものです。

授業では、高校生向けの授業内容と同様に、ご自身のライフデザインを考えてもらい、人生の3大支出やお金を効率的に貯蓄する方法など、マネーの管理についてお伝えしました。

また、日本の低金利では資産を大きく増やしにくいはずですが、例えば「年利7％、元本保証」などの甘い言葉による詐欺被害に、自分や家族、友人が巻き込まれないように、と注意もいたしました。

高校生への授業とは異なり、将来の夢として「それぞれが自立した幸せな人生を送る」という目標を立てられた保護者の方もいらっしゃいました。

2007年生まれの方の100歳までの生存率が50％以上というデータや退職後の老後資金に約1億以上資金が必要というデータに驚きの声も上がり、お子さまの金融リテラシーを高めるの必要性を感じていただけたのではないかと思います。

受講後は、「自分が高校生だった時にこの授業を受けたかった」、「自分の子供にも受けてもらいたい内容です」といったお声もいただきました。

芦屋市は、目指すまちの姿の実現に向け施策目標を設定しており、そのひとつが「子育て・教育」です。

芦屋市は子供たちが自ら未来を切り拓く力をつけられるよう、時代にあった教育を行うとともに、地域と力を合わせて問題を解決するための力の育成に取り組んでいます。

当社の金融教育への取り組みが、芦屋市のありたい姿にも重なることで、地域貢献となれば幸いです。

当店では今後も、ご要望に応じて、高校生向けの授業を行い、地域の金融知識の向上に貢献してまいります。