京都・京都四条支店
こんにちは!!京都支店の松田です。
当店のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
先日、介護実習普及センターより講師をお招きして、「高齢者疑似体験講習会」を開催しましたので報告します。
当店には毎日、たくさんのご高齢のお客さまがご来店されます。
お客さまの視点に立ち、皆さまに安心してお手続きをしていただけるよう、
社員一丸となって「高齢者疑似体験講習会」に参加しました。
♪「高齢者疑似体験」とは?
人間だれでも必ず年をとります。
年をとれば・・・
「目が見えにくくなり、耳が聞こえにくくなり、手足も自由に動かすことができなくなる・・・」
頭では理解しているつもりでも、いざ自分も同じ状況になってみないと、実際の気持ちや感覚は分かるものではありません。
そこで、「視覚」「聴覚」「身体機能」を高齢者と同じ状態にして、
高齢者の実体験をしてみましょう!というのが「高齢者疑似体験」なのです。
さて、その装備はというと・・・・・・
【目】白内障と同じ状態の視界が曇っているゴーグルをつけます。
【耳】耳栓を両耳にしっかりつけます。
【胴体】1kgの重りをつけたベストを着ます。
【肘・ひざ】ベルトをつけて動きにくくします。
【手首・足首】片手700g、片足1kgの重りをつけます。
【手】手袋を両手につけ、その上からベルトをつけます。
※杖を利き手ではない方の手に持ちます。
いかがですか?
その姿を想像しただけでも大変ですよね!!!
♪いざ、銀行へ・・・・
では早速この状態で銀行に行ってみましょう!!
「ピンポーン」
名前が呼ばれて、ブースに座ります。
ボールペンを握っても力が入らない・・・
十円玉と百円玉の区別がつかない・・・
かろうじて触ってわかるのは、五百円玉と五円玉だけ・・・
画面が良く見えない・・・・・
後ろに人並んでるし、焦ります。
参加した社員計35名全員が交替で装備をつけ、高齢者・介助人・社員の役割をし、それぞれの立場の体験をしました。
講習中、「えー!!!全然見えない~!!」や「腕が痛い~!!」など悲鳴が上がり、
最後には全員が「疲れた・・・・」と、本音が飛び交いました。
今回の講習ほど、「お客さまの立場になって考える」ということに真剣に取り組んだことはなかったと思います。
携帯助聴器や筆談ボードなどの更なる活用は勿論のこと、
「ご高齢のお客さまや障がいをお持ちのお客さまの負担を思いやる」
「どのようにすれば少しでも気持ちよく安心していただけるか」
を職員一人一人が心に刻んで接客していくことが一番大事であると痛感しました。
当店はこれからも「お客さまの目線」を第一に考え、
ホスピタリティ精神に満ちた支店作りに取り組んでいきたいと思います!!!