梅田・阪急梅田支店
こんにちは。梅田支店・阪急梅田支店の松本です。
今回のブログでは、当店が11/13(水)と11/14(木)に実施した「認知症サポーター養成講座」(企業型)の様子を紹介します。
6月に実施した「認知症サポーター養成講座」により、当店社員は新入社員も含めた全員が認知症サポーターになりました。このたび、その後の転入者と大阪ローン営業部社員を対象に同様の講座を実施し、計11名が参加しました。
講座の実施にあたっては、大阪市北区社会福祉協議会(北区オレンジチーム)のご担当者に大変お世話になりました。ありがとうございました。
今回から講義時間を60分から90分に延長しました。どのような内容を追加したらよいか検討していたところ、最近はご本人・ご家族の視点からの取り組みが着目されているとのお話を伺い、「本人座談会」の視聴が良いのではないかとのご助言をいただきました。
「本人座談会」は、認知症の方ご本人やそのご家族の方が普段考えたり感じたりされていることを直接紹介する内容で、大変勉強になりました。
今回の講座では、基本カリキュラム以外に、下記の内容についても学びました。
①「認知症施策推進大綱」の概要を説明(2025年を見据えた政府全体の認知症施策:令和元年6月18日閣僚会議決定)
②相談先の周知として「認知症ケアパス」(※)の内容を説明
※認知症の方の状態に応じた適切なサービス・対応などを説明した流れのこと。市区町村にて作成。
③「認知症の人本人からの発信支援」として、「本人座談会」の視聴(本人メッセージ、家族メッセージ、地域メッセージ)
講座に参加した社員からは、「認知症を知ること、関心をもつことの大切さが分かった」、「日常生活で自立していることがポイントになる」、「子供たちにとっては生きることを学ぶことに繋がるのですね」等の声があがりました。
また、「本人座談会」を視聴して、「認知症の方ご本人やそのご家族がどのように考えているか少しわかりました」、「認知症になっても、周囲の人のちょっとした手助けや配慮があればやっていけることが分かった」、「今後は積極的に声掛けしたい」といった意見が出ました。
「人生100年時代」といわれる今、認知症を正しく理解し、認知症の方とそのご家族の気持ちを大切にすること、そして認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続ける社会の実現が求められています。
当店は今後も、大阪市「オレンジパートナー」として支店一同、認知症の人にやさしい街づくりに協力してまいります。