梅田・阪急梅田支店
こんにちは。梅田支店・阪急梅田支店の小松です。
日暮れが早くなり、日増しに寒くなってまいりました。
当店では、豊中支店・千里中央支店と協働で大阪府立豊中高校1年生へ金融リテラシー教育の一環として、「いま知りたい!高校生のマネー入門」と題し、”ミライ”と“”お金”にまつわる授業の講師をしました。
2022年4月より、高等学校では家庭科の授業で金融教育が必須になっています。当店は2日間で4つの授業を受け持ち、延べ160人の生徒の皆さまにお話をいたしました。
一般的に日本人は投資より貯蓄を好む傾向があると言われています。しかし、日本では低金利が続いており、預貯金だけでは老後資金を準備することは心もとないのが実情です。そのため、ゆとりある老後生活を手に入れるためには、人生のより早い段階から計画的に「投資」を考え、実践し、資産形成をする必要があります。
また、近頃は金融詐欺の手口が多様化し、金融トラブルの被害が絶えません。そのトラブルから身を守るためにも、高校生のうちから正しい金融知識を身につけることが、とても大切です。
授業の最初には、生徒の皆さまに一人ひとりの夢や希望といった”ミライ”を考えてもらいました。そこから叶えたい”ミライ”には、少なからず”お金”がかかるということを、グループワークを通じて理解してもらいました。
特に「人生100年時代」となり”人生の三大資金”の”老後の生活資金”では、「ゆとりある生活を送るために必要なお金は1億3千万円以上かかるんですよ」とお話をすると、とても驚いた様子でした。
長生きだけではなく、幸せな老後生活を手に入れるためには限られた収入から、その分の”お金”の準備が必要です。50分間の授業時間ではお伝え出来ることは限られていましたが、生徒の皆さまの”ミライ”を想う気持ちと、金融リテラシーを向上しようとする真剣な眼差しに、講師として授業ができてよかったと感激しました。
今回の授業をきっかけに、生徒の皆さまが「お金の管理」と「資産形成」の大切さを理解して、夢や希望がいっぱいの”ミライ”を叶えていただけたらと思います。