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梅田・阪急梅田支店

当店はSDGs目標3の達成に向けて、
ご高齢の方や障がいをお持ちの方等が安心して暮らすことができる街づくりに積極的に協力しています。

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こんにちは。梅田支店・阪急梅田支店の福田です。

当店では2/18(月)、大阪府曽根崎警察署ご協力のもと、「静かな強盗」と「振り込め詐欺」をテーマにした防犯訓練を行いました。

 

「静かな強盗」とは、大声を出さずに威嚇し、現金を要求する強盗のことです。訓練は、犯人役の男性警官とその仲間役の女性警官が来店するところからスタートしました。

犯人役と仲間役がそれぞれ店頭ブースへ案内された後、仲間役はブース内で大声を上げる行動に出て、皆の注意を自分に向けさせました。その間に犯人役は鞄から短刀を机上に出し、受付担当者に向けて「現金500万円を用意しろ」というメモを見せました。担当者を手を机上から動かさないように威嚇し、現金を要求する手口でした。

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犯人役は案内予定ではなかったブースに入って上記の犯行に及んだため、お客さまを応対する予定ではなかった受付担当者は「驚いたし、緊張した」と話していました。

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当社では非常事態が発生した際の合言葉を決めています。その合言葉を耳にした隣のブースの担当者はすぐに責任者へ報告、責任者は事件性を確認して時間を稼ぎながら犯人と対峙しました。

訓練終了後の講評では、お客さまが入店される時にロビーアテンダントが「いらっしゃいませ」とあいさつすることは、強盗に対して大きな抑止力になるということや、犯人の行動に意識が集中してしまい他のお客さまへの応対が疎かにならないように注意すること、避難誘導等の配慮した行動ができるようになるとよい等のアドバイスもいただきました。

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「振り込め詐欺」の訓練は、「ご高齢のお客さまが高額な定期預金解約のため来店、解約・出金の理由を尋ねても理由を言わない」という設定で行いました。

訓練は、お客さま役を女性警官に演じていただきました。頑なに解約の理由を言わず、何度も理由を尋ねられたことに怒り出すお客さまを前に、受付担当者は警察庁と曽根崎警察署の振り込め詐欺の注意喚起チラシを見せて、警察からの指導であるということを根気強く伝えて、ようやく手続きを思い留まってもらうことができました。

お客さまの希望される手続きを止める場合、はじめは気分を害されたり、厳しい言葉をいただいたりする場合もあります。気持ちが怯んでしまいそうになりますが、あきらめず説得を続けることは、最終的には金融機関としてお客さまの大切なご資金をお守りすることに繋がる、と改めて実感しました。

 

梅田拠点での防犯訓練は2年ぶりでしたが、日頃から防犯意識を高め、いざというときには各人の役割分担に沿って冷静に迅速に対応することが大切であると感じました。また、お客さまや社員の安全を確保しながら、金融機関の責務を果たすことの重要性も改めて認識しました。

今後も支店一同、警察と連携しながら安心で信頼していただけるお店づくりに努めてまいります。