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八尾支店

当店はSDGs目標15の達成に向けて、
絶滅危惧種「ニッポンバラタナゴ」を守る活動を通じて地域との共生を目指します。

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こんにちは。八尾支店の宗平です。

当店では、絶滅危惧種「ニッポンバラタナゴの保全活動」に取り組んでいます。

 

ニッポンバラタナゴは、大阪府八尾市、香川県東讃岐地区、九州北部、奈良県の一部のみに生息するコイ科の小型淡水魚です。何度か本ブログでも紹介していますが、八尾支店ではこの絶滅危惧種のニッポンバラタナゴをロビーにて飼育しております。

当店は、「地元地域の自然遺産であるニッポンバラタナゴを100年後の子どもたちに継承する」という地元の活動団体に賛同し、三井住友信託銀行全支店の中でも八尾を代表する金融機関として、この「ニッポンバラタナゴの保全活動」の周知・推進に努めたいと考えております。

このことを踏まえて、当店では継続的にSDGs(持続可能な開発目標)の目標達成に向けた取り組みをしていくため、下記の通り「私たちのSDGs宣言」を策定しました!

 

【八尾支店 「私たちのSDGs宣言」】

八尾支店では、SDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」+目標15「陸の豊かさも守ろう」の達成を目指し、『絶滅危惧種のニッポンバラタナゴを守り、当社の活動を知ってもらう』活動に取り組むことを宣言します!

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SDGs(エスディージーズ)とは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた国際目標「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。

グローバルな社会課題を17のゴールと169のターゲットに整理したもので「地球上の誰一人取り残さない(leave no one behind)」をスローガンに、途上国から先進国まで一体となって、さまざまな活動を行っています。

 

私たちはニッポンバラタナゴの保全活動を通じて、八尾の自然や、八尾の地域産業を守る活動に協力したいと思っています。

ニッポンバラタナゴを守るためには、生息地であるため池を昔のように循環させていかなければいけません。農業でため池が使われていた時代にはため池には水が流れ、農期が終わると水をぬいてため池を干していました。この一連の作業が、ため池の栄養を蓄えニッポンバラタナゴを元気に育てていたのです。

しかし今では、農業に従事される方も少なくなり、次第にため池の水が循環されなくなってしまいました。また、近年は外来種による侵害などもあり、よりいっそう地域の固有種が棲みにくい環境となっています。

そんなニッポンバラタナゴの生息しやすい環境を復活させるために、NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会では、農業をはじめとする地域産業などからもアプローチをしています。私たちはこの活動に賛同し、ニッポンバラタナゴをはじめとした地域の固有種が生息するため池の水質調査や、高安山の整備、今では商業ベースで栽培されなくなった河内木綿の栽培などの活動に参加し、人と自然が共生する社会を目指してまいります。

 

「私たちのSDGs宣言」に基づいた当店の活動は、本ブログで皆さまにお伝えしてまいりますので、是非ご覧いただければ幸いです。