八尾支店
こんにちは。八尾支店の福永です。
当店では先日、大阪府警察本部生活安全指導班と八尾警察署生活安全課の方を講師にお招きし、社員向けに「金融特殊詐欺の防止に向けての講演会」を実施しました。
昨年、大阪府では1,848件の特殊詐欺の届出があり、被害総額は28億円にものぼります。一方で、警察と地域の連携によって、1,200件以上、総額7,900万円の特殊詐欺が未然に防止されています。
講演会では、最近増えている特殊詐欺の事例を寸劇形式で披露していただき、犯人からどのような電話が掛かってくるのか、どのように資金を引き出させているのかなどの実態と、それらを踏まえて特殊詐欺を未然に防止するための対応について学びました。
特殊詐欺には、オレオレ詐欺や架空料金請求詐欺、預貯金詐欺など様々な手口の詐欺がありますが、最近では特に還付金詐欺が多発しています。
還付金詐欺とは、犯人が市役所等の職員になりすまし、「医療費の還付金があります。今日中に手続きをすれば、還付金を受け取ることができますよ」などと言って、自宅の固定電話に電話を掛けてATMに誘導し、犯人の口座に現金を振り込ませる詐欺のことです。営業時間終了後にATMに誘導することで銀行員とのやりとりをなくし、振り込み手続きをさせようとする手口が増えている、というお話がありました。
また、最近のオレオレ詐欺は息子等を名乗るだけではなく、具体的なお子さまの情報を持っているケースが増えてきている、というお話もありました。
当店では、お客さまの大切なご資産をお守りするため、警察署の指導のもと、特殊詐欺の未然防止に向け、窓口でご出金手続きを承る際のアンケートやATMコーナーでの声掛けなどを実施しています。
皆さまの大切なご資産をお守りするための取り組みですので、ご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。