北九州支店
こんにちは。北九州支店の香月です。
新型コロナウイルス感染拡大の波はまだ落ち着いていませんが、皆さま、感染防止に努めながら少しずつ日々の生活を取り戻していることと思います。
7月1日からレジ袋の有料化がスタートしたことに伴い、当店では同日、SDGs社内勉強会を行いました。
勉強会では「トライ!マイエコ10宣言〈プラごみゼロ宣言バージョン>」の内容を今一度確認し、自分たちができることは何かについて考えました。
なぜレジ袋を有料化することが必要なのでしょうか?
2019年11月下旬、英スコットランドの砂浜で10歳のクジラの死体が見つかり、解剖して胃から出てきたのは、なんと100キロものプラスチックなどのごみの塊でした。
この悲劇はニュースで大々的に報じられました。出てきたごみの量があまりにも膨大で、過去の同様の事例がかすんでしまうほどだったからです。
胃にプラスチックごみが詰まった海洋生物の死体が発見される例は、世界中の海岸で増えています。このままでいくと陸域で排出されたプラスチックごみが河川などを通じて流れ出たり、海域に直接排出されたりすることによって、世界全体で毎年800万トンのプラスチックごみが海に溜まり続け、2050年には海洋中のプラスチックごみの重さが魚の重さを上回るという試算もあります。
令和生まれの赤ちゃんたちが成人する頃にも、綺麗な海と美味しい魚の幸を残してあげるためには、今 私たち一人一人が出来ることを積み重ねていく必要があります。
勉強会では、トライ!マイエコ10宣言として、日常生活で心掛けたい行動10個を選ぶワークショップも実施しました。
微力かもしれませんが、このような地道な取り組みを積み重ね、プラスチックによる海洋汚染防止に少しでも貢献できるよう、今後も支店全体でプラごみに対する意識を改革してまいります!