北九州支店
こんにちは。北九州支店の松井です。
当店ではこのたび、「北九州SDGs探求学習プログラム中間発表会」に参加し、福岡県立八幡南高等学校を訪問しました。
「北九州SDGs探求学習プログラム」とは、北九州市がスタートした、高校生たちが課題解決に取り組む団体と交流をはかりながら、地域課題の把握等に実践的に挑戦していくという取り組みです。SDGs未来都市である北九州市ならではの取り組みであり、この活動が大きな注目を集めています。
今回、八幡南高校に訪問させていただくことになったのは、当店が今年春から加盟している「北九州SDGsクラブ」の会員マッチング機能を活用して繋いでいただいたのがきっかけです。
当日は、八幡南高校2年生の7クラス各9班が、それぞれが設定した地域の課題に対して調べて分かったことをプレゼンテーション形式で発表しました。そして、当店を含めた市民・企業・団体・教育機関の協力団体7団体による講評・助言をしました。
私たちが担当したクラスでは、「シビックプライド」(自分自身がかかわって、地域を良くしていこうという自尊心のこと)について探求学習が行われていました。
「小倉城について」を4つの班が、「北九州で行われている祭りについて」を5つの班が担当し、発表していました。 小倉城はなぜ観光客が減っているのか、盛り上げるためにはどうしたらよいのか、なぜ祭りを行うのか、より多くの人に楽しんでもらえる祭りをしていくにはどうすればよいのか、といった着眼点から、情報収集し、課題を見つけ、解決策を考えており、聞いていた私たちも大変勉強になりました。
私は、自分が高校生の時に「自分が住む街がどうすればより良い街になるのか」などということは考えたことがありませんでした。高校生たちが自分たちの住む街について真摯に向き合い、真剣に解決策を考え、楽しそうに議論・発表をしている姿を見て、何か大切なことを学べた気がします。こうした取り組みの輪がさらに広がることで、自分たちの住む街がより豊かになり、誇りに想える人が増えていくのではないかと思いました。
この取り組みは、来年2月25日に行われる探究学習成果発表会に向けて活動の活性化を図る一環で開催されたものでしたが、私たちの参加によって生徒の皆さんたちの学習がより深いものになるお手伝いができたのであれば幸いです。
当店も、八幡南高校の皆さまの活動を参考にし、SDGs取り組み推進を通して、地域の皆さまにどのように貢献していくべきかを、改めて深く考えていかなければならないと感じました。
当店では今後も、支店一丸となって、地域の皆さまのお役に立てるようなサステナビリティ活動に取り組んでまいります。