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北九州支店

当店はSDGs目標4の達成に向けて、
・「教育への貢献」を模索し定着させることに努めます。
・当店ロビーを地域のSDGsへの取り組みを発信する場として定着させることに努めます。

トップ  > 北九州支店  > 【北九州ESDプロジェクト第1弾】敬愛小学校4年生と映像監督によるオンライン対談

こんにちは。北九州支店の宮坂です。

 

三井住友信託銀行は、2012年からSDGs教育メディア「SDGs.TV」を運営する株式会社TREEと協働し、次世代を担う子供たちに向けたESD(持続可能な開発のための教育)プロジェクトに取り組んでいます。

ESDとはEducation for Sustainable Developmentの略です。当社では、子供たちがSDGsの掲げる目標や社会の課題を「ジブンゴト」として体感し、その課題解決について自ら考え、具体的な取り組みを進めてもらうきっかけになればとの想いから、全国各地でプロジェクトを実施しております。

 

第17回目となる今回のESDプロジェクトは、SDGs未来都市 北九州市から「小学校におけるICT教育」のモデル授業を発信することを目指した企画です。

9/10(金)、北九州市門司区の学校法人鎮西敬愛学園敬愛小学校の校舎より、在宅学習中の小学校4年生とゲスト講師の増田達彦氏(映像制作者)とをオンラインでつなぎ、映像授業プログラム『地球とわたしたちの10 年後を想像したSDGs 映像授業〜 小さな生きものの声から考える 〜』を提供しました。

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この授業は、SDGs の本質的な課題を「心で感じて学ぶ」、当社オリジナルの企画です。

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敬愛小学校では今年7月より、SDGs は知識として学ぶのではなく一人ひとりがジブンゴト化することが重要であるとの認識の下、中学年以下の児童が心で感じ、自分の考えを深めることができるように「映像」を切り口としたSDGs の授業を展開してきました。

今回の授業では、ゲスト講師としてお招きした増田達彦氏が制作した「カニ」や「小アジ」を主人公とした映像を視聴しました。そして、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に紐づく食品廃棄に関する問題、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」に紐づくプラスチックごみ問題について、生徒たちが自分たちの考えや意見を発表し、こうしたテーマで自分たちが映像を制作する際の注意点やコツなどについて質疑応答しました。

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生徒の皆さまからは、「10年後のことを考えたら食べ物を残せないと思った」、「生きもの目線の映像を見ると問題点がよくわかった」、「海が汚いところをみて、自分たちの手できれいにしたいと思った」といった感想が上がりました。

質疑応答の時間には、オンライン上のチャットに次から次へと質問が送られてくるなど、敬愛小学校のオンライン授業の充実ぶりを知ることができました。

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この授業を傍聴させていただき、私が感じたこと、今後に活かそうと思ったことは、映像を創る上で大事なことは「誰に、何を、どう伝えるか?」である、という増田氏のメッセージです。

まずは自分自身が映像のテーマ・対象に興味を持つこと、そして、伝えたいこと以外は思い切って捨てることも大切である、というお話もあり、情報があふれている今、仕事をしていく上でも活かせると感じ、早速実践してみようと思いました。

また、SDGsの取り組み全てに共通することとして、増田氏は「人間だけでなくすべての生きものに対して、お互いを思いやる心が大切」というお話もされました。これは、子供たちだけではなく、参加した私たちにも響くメッセージでした。

大人になるととかく、「思いやる心」より「自分のこと」の方が優先順位が高くなってしまいがちです。初心を忘れずに立ち返ろうと思いました。

敬愛小学校4年生の皆さま、先生方、ご家族の皆さま、そして、講師を務めて下さった増田様、当プロジェクトへのご参加・ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。

 

敬愛小学校では10月、生徒たちがこれまで学んできたこと、学校や自宅で調べてきたことを映像にまとめて発表する予定です。

この様子は後日、当ブログで紹介させていただきますので、どうぞお楽しみに!

 

当店では今後も、サステナビリティ活動を積極的に推進すると共に、皆さまへの情報0発信にも注力してまいります。