
佐賀支店
こんにちは。佐賀支店の折戸です。
ようやく秋の気候が感じられる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。佐賀にもようやく秋の到来を感じております。
今回のブログは、佐賀地域のサステナビリティ活動をさらに知っていただきたく、10/9(木)の九州電力株式会社様の農業電化試験場・天山発電所・嘉瀬川発電所の視察についてお伝えします。
九州電力株式会社佐賀支店様とは、当店と同じ佐賀駅北口に位置するご縁から、サステナブルな取り組みについて、多くの情報交換や、地域の清掃などの活動を協働しています。
当日は、当店社員と福岡・福岡天神支店の「九州地域共創プロジェクト」チームメンバー5名が参加し、九州電力株式会社佐賀支店様、佐賀水力センターならびに総合研究所農業電化グループの皆さまより説明いただきました。
九州電力株式会社様では、脱炭素化、カーボンニュートラルの取り組みとして、数々の事業を展開しています。
佐賀県は、一次産業が盛んな地域ということもあり、農業電化試験場の運営、豊富な水資源を基礎とした水力発電事業の取り組みなど、私たちも非常に高い関心をもって見学しました。
また、九州電力株式会社様が保有するゼロミッション電源(発電時にCO2を排出しない電源)は、約40%を佐賀エリアが占めており、九州でのシェアはNo.1とお話がありました。
まず初めに、農業電化試験場の視察についてご紹介します。当日は、総合研究所農業電化グループの皆さまに、オール電化による各種野菜を中心とした栽培について説明いただきました。
スマート農業の実験と研究の実例となるこの取り組みは、農業電化による脱炭素化や、農業そのものの生産性向上や省力化に繋げることで、農業人口の減少や高齢化など農業の抱える課題解決、地域活性化につながると感じました。
その中でも特にスマート農業を実践するメリットとして、栽培、収穫時期を一定程度コントロールできることが魅力に感じました。
続いて、天山発電所・嘉瀬川発電所の視察についてご紹介します。視察は嘉瀬川発電所、天山発電所の順に行われました。
天山発電所は2つのダムを活用し発電事業を行う揚水発電所です。壮大な発電システムや発電電動機を見学し、カーボンニュートラルの実現に向けた発電事業の重要性を改めて認識しました。一般的な水力発電となる嘉瀬川発電所と、2つの発電所を対比した視察により、水力発電への理解を深めることができました。
今回の視察では、佐賀に所在する施設を通して、九州電力株式会社様のカーボンニュートラルの取り組みを学ぶことができました。
改めて当店の地域貢献に資するサステナブルな取り組みや「九州地域共創プロジェクト」チームでの活動におけるヒントを多数いただけました。
当店では引き続き、地域関係者の皆さまとともに、佐賀のサステナブルな取り組みに推進してまいります。