名古屋駅前・名駅南支店
こんにちは、名古屋駅前支店の松原です。
当社は、お客さまが健康で豊かに年齢を重ねていくことをお手伝いする「サクセスフルエイジング活動」に取り組んでいます。
当店ではその一環として、今年2月にがんのピアサポート「ミーネットみかわ」代表の川田祐子様を講師にお招きし、当店店内でピンクリボン講演会を実施しました。
※詳細は当店ブログ(←リンク添付)をご覧下さい。
このたび、川田様より、愛知県豊田市内にて行われる「消化器がん専門医による講演会」のご案内をいただきました。
講演会は9/8(日)に開催予定です。
講演会への参加を前に、当店より川田様にインタビューしました。
①「ミーネットみかわ」では、どのような活動を行っていらっしゃるのですか。
―がんのピアサポート「ミーネットみかわ」は昨年8月に市民団体として立ち上げ、同月から毎月1回のピアサポート活動(がん体験者が自分の体験を活かし、新たにがんにかかった患者の方やその家族を支えること)や、市民に対する啓発活動としてがん専門医による講演会を行っています。
患者さんから患者会を開催してほしいという要望があったため、今年10月から偶数月に開催します。
②今回の講演会について、社会に一番伝えたいことを教えてください。
―がんは誰でもかかる時代ですが、自分はかからないと思っている方が多いのが現状です。
普段から正しい知識を得ておくことにより、もしがんにかかっても無用な不安がなくなり、対応の仕方が変わると思います。
③今回の講演会を行うきっかけ・理由を教えてください。
―今回の演題は日本人が一番多く罹るがん種です。私ががんと診断されたときは何も知識がなかったため、無駄な質問や要望を主治医に伝えました。しかし、再発したときには予備知識があったため、自分が納得する治療を受けています。
皆さまにもぜひ知識を得ていただきたいと思い企画しました。
④相談に来所した患者さんが、「変わった」と思うことを教えてください。
―ピアサポートにいらっしゃる方は、はじめは笑顔がないことが多いですが、お帰りになる際は笑顔になって帰られる方が多いです。
相談後にアンケート記入いただいておりますが、「情報を得られてよかった」、「元気がもらえた」、「一時でも楽しい時が持てた」、「主治医に話せない、聞けない些細なことを聞くことができてよかった」、という感想をいただいています。
⑤がん患者の方と向き合うに当たって、我々ができること、するべきことはどのようなことでしょうか。
―がん患者だからと言って特別な対応は必要ないと思います。急に対応が変わることのほうが、患者の方は辛い気持ちになります。
何かしてあげたいという気持ちを周りの方は思ってくださいますが、寄り添ってくれているだけで充分と思います。
がんにかかっていらっしゃらない方は、がんを他人事と思わずぜひ定期検診をしてください。
川田様、インタビューへのご協力をいただき、ありがとうございました。
お話をうかがっていると、ピンクリボン運動に積極的に取り組もうという気持ちが、より強くなりました。
9/8(日)の講演会当日は、当社CSR活動に関する季刊誌なども会場にてお配りする予定です。
講演会の様子は、本ブログにて報告いたします。