トップ  > 四日市支店  > 生物多様性確保への取組み―海岸清掃隊「海がめが産卵に訪れる海岸を守る」その2―

こんにちは。四日市支店の藤田です。

先般、当ブログにて紹介しましたが、四日市支店では生物多様性保全の取組として、四日市市吉崎海岸の清掃活動を行っています。コンビナートが林立し砂浜のゴミが目立つ吉崎海岸ですが、一昨年の7月には7年ぶりに海がめが産卵に訪れました。今では海がめが継続的に産卵する海岸となることを目指して市民による清掃活動が実施されています。

当店では前回、下見を兼ねて一部社員による清掃活動を行いましたが、3月20日に支店社員有志により2度目の清掃活動を実施しましたので、ご紹介します。

参加者は支店社員14名と社員家族1名の計15名。各々45Lのゴミ袋を持ち、砂浜に散乱するペットボトルなどのゴミを拾いました。各人、手に持ったゴミ袋が一杯になる程ゴミを拾いましたが、それでも辺りには拾いきれないゴミが散乱していました。ゴミは海や川からの漂流物が多く、いくら拾っても次から次へと漂着してしまうようです。砂浜をきれいにするには継続的で地道な取組が必要だと感じました。

 

 今年の夏に再び海がめが産卵に訪れることを願って当日の活動を終えました。

 海岸清掃後、四日市市桜町にある三重県環境学習情報センターを見学しました。当センターは、県民の環境保全に関する理解を深めることを目的として、出前講座、指導者養成講座、企画展示などが実施されており、子どもから大人まで幅広く利用できる施設です。

今回、センターの職員の方に案内していただき、「地球温暖化」、「森林」、「水環境」、「ごみ」、「生物多様性」などのテーマについて説明を頂き館内を見学いたしました。

 

 海岸清掃活動と環境学習情報センターの見学を体験し、身近な問題に触れることで生物多様性や環境問題に対しての理解が深まり、実りの多い1日となりました。