四日市支店
こんにちは。四日市支店の吉本です。
当店では9/6(木)株式会社オアシス代表の小﨑麻莉絵様を講師にお招きし、「ヘルプマーク」講演会を開催しました。
これは、弊社と、野村證券、みずほ銀行、みずほ証券の4社合同で、社員向けに開催した講演会です。当日は総勢約100名が参加しました。
小﨑様は三重県の「ヘルプマーク・アンバサダー(普及大使)」に就任されています。
2014年に骨髄異形成症候群と診断され、余命5年の宣告を受けられたご自身の経験をもとに、エンディング(終活)サービス事業を立ち上げ、闘病生活をされながら講演会を行ってヘルプマークの普及活動に尽力されています。
講演会では、小﨑さんが余命を宣告されてからどのように病と向き合ってこられたのか、骨髄異形成症候群という大病でありながら外見上は健常者にしか見えず、止むを得ず優先席に座っていると心無い言葉をかけられ辛い思いをされたご自身の体験談、自然災害が発生した際の避難所におけるヘルプマークの必要性、今日までの「ヘルプマーク」普及活動を通じて出会った方々とのエピソードなど、心に響くお話をたくさんしていただきました。
小﨑様のお話を聞いて、「病気や障がいがあっても、安心して外出できる社会であってほしい」との願いを、1人でも多くの方に知っていただければと思いました。
赤と白の手のひらサイズのヘルプマークは、「助けてほしい」というメッセージを受け取る人がいてはじめて、その役割を果たすことができます。「これ、知ってます!」というひと言から自然な助け合いが生まれ、思いやりのある社会につながることを願います。
まだ「ヘルプマーク」の認知度は低い状況ですが、たくさんの人々に知ってもらいたい助け合いのしるしです。まずは身近な家族や友人にその存在を伝えることからスタートしたいと思います。
小﨑様、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
当店では現在、ヘルプマークについて紹介するロビー展を開催しています。ご来店の際は是非ご覧いただければ幸いです。
今後も、ヘルプマークの普及啓発活動の一助になれるよう、様々なサステナビリティ活動に取り組んでまいります。