トップ  > 四日市支店  > 「千姫」パネル展開催中です!

こんにちは。四日市支店の澤です。

当店では現在、三重県にゆかりのある「千姫」に関するパネル展を開催しています。

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「千姫」は、徳川家康の息子で後の徳川幕府2代将軍になる徳川秀忠と、戦国一の美女といわれた織田信長の妹であるお市の方の娘、江(ごう)との間に生まれました。

家康を祖父にもつ千姫は7歳の頃豊臣秀頼に嫁ぎ、大坂城で暮らしていました。その後、大坂夏の陣による大坂落城の時、助け出された千姫は江戸へ帰る途中、現在の三重県桑名に立ち寄りました。

当時、桑名藩の藩主は本多忠政であり、忠政の妻・熊姫と千姫がいとこであったことから千姫は歓迎され、桑名で数日を過ごしました。その後、伊勢湾「七里の渡し」から熱田へ向かい、江戸へ戻りました。

そのとき御座船の指揮をとったのが忠政の長男、本多忠刻であり、その姿に千姫は心を寄せていたと伝えられています。また祖父である徳川家康の遺言でもあったことから、千姫は桑名に嫁ぐことになり、千姫と忠刻は本多家が姫路城へ移るまでの約十か月、伊勢国(三重県)桑名城で新婚生活を送ったと言われています。

また千姫は桑名にいる間、桑名東照宮を建立し、徳川家康の木像を桑名宗社(春日神社)に奉納しています。その桑名宗社には、子宝にめぐまれる奇石「陽石」などがあり、現在でも千姫にあやかり出会いを求める人々が訪れています。

 

当店ロビーでは9/22(金)まで、千姫の生涯をより詳しく知ることのできるパネルを展示しています。

お近くにお越しの際は是非、当店にお立ち寄りの上、展示をご覧いただければ幸いです。

支店一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。