トップ  > 北九州支店  > 【北九州ESDプロジェクト第2弾】敬愛小学校小学4年生による「10年後の未来に向けて 今 伝えたいこと」の自主製作動画発表会

こんにちは。北九州支店の宮坂です。

 

三井住友信託銀行は、2012年からSDGs教育メディア「SDGs.TV」を運営する株式会社TREEと協働し、次世代を担う子供たちに向けたESD(持続可能な開発のための教育)プロジェクトに取り組んでいます。

ESDとはEducation for Sustainable Developmentの略です。当社では、子供たちがSDGsの掲げる目標や社会の課題を「ジブンゴト」として体感し、その課題解決について自ら考え、具体的な取り組みを進めてもらうきっかけになればとの想いから、全国各地でプロジェクトを実施しております。

 

9月のブログ(←こちらをクリック)でお知らせしたとおり、第17回目となる今回のESDプロジェクトは、SDGs未来都市 北九州市から「小学校におけるICT教育」のモデル授業を発信することを目指した企画となりました。

9/10(金)、緊急事態宣言下で在宅学習中の児童と学校、そして、映像作家 増田達彦氏をオンラインでつなぎ、増田氏が制作したオリジナルの映像教材の視聴や制作者のメッセージを通して、SDGs について考えを深める特別授業を行いました。

 学校再開後、児童2~3人が1チームとなり、関心の高いSDGs の1つのテーマについて自分たちが調べたこと(現状・課題・解決方法、自分たちができること)を動画作品にまとめていきました。分かりやすい言葉使いや著作権にも注意しながら、短くてメッセージ性のある動画作りに励みました。途中、担任以外の先生にもアドバイスをもらい、保護者向けのプレゼンテーションに向けた準備を進めました。

 

10/16(土)、「Keiai EXPO」が開催されました。これは、各学年がこれまでに学んだ成果をプレゼンテーション発表する場で、4 年生は「10 年後の未来に向けて 今 伝えたいこと」 と題し、自主制作した動画作品を用いて保護者に発表しました。

計16 チームが選んだテーマは、地球温暖化問題、プラスチックごみ問題、貧困問題、持続可能な街づくりなど多様でしたが、いずれも具体的な数字やエビデンスから現状と課題を認識し、自分たちが考える解決策を分かりやすくまとめていました。

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児童の皆さまからは、「SDGs を知ったおかげで地球の問題がたくさんあることに気づいた」、「調べれば調べるほど世界の深刻な状況が分かった」、「もっと社会に目を向けて理解を深めたい」、「お母さんたちに伝えることができたのでより多くの人に問題を知ってもらう、取り組んでもらうきっかけができた」等の感想が寄せられました。

また、「KeiaiEXPO」に参加された保護者からは、「映像づくり頑張りましたね、とても分かりやすかったです」、「自分にできることがたくさんあったので取り組もうと思います」等の感想が寄せられました。

 

1 学期から「Keiai EXPO」に至る一連の流れは、SDGs に関する映像を活用しながら「心を育む教育」に取り組むという初の試みでしたが、敬愛小学校4年生の皆さまには、身のまわりの生きもの、森、海、社会、教育などに目を向けることの大切さや、誰にどのように伝えたらよいかについて学ぶ時間を提供できたのではないかと思います。

今回のESDプロジェクトにご協力いただきました敬愛小学校の先生方、小学4年生、そして保護者のみなさま、ご協力誠にありがとうございました。

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このプロジェクトを通じて、次世代を担う子供たちが、SDGsの掲げる目標や社会の課題を「ジブンゴト」として体感したことを契機に、今後も課題解決について自ら考え、具体的な取り組みを進めてもらうきっかけになれば幸いです。

 

三井住友信託銀行では今後も、SDGsの目標達成に向けた取り組みと、ESDの推進に努めてまいります。