トップ  > 柏支店  > ESDプロジェクトを実施しました!~日本の森林から持続可能な社会/SDGsを考える~

こんにちは。柏支店の野間です。

三井住友信託銀行では2012年より、環境専門のインターネット放送局グリーンTVジャパン、SDGsTVを運営する株式会社TREEと協働して、次世代を担う子供たちに向けたESD(持続可能な開発のための教育)プロジェクトに取り組んでいます。

 

第11回目となるESDプロジェクトは、私立江戸川学園取手中学校・高等学校にて、「日本の森林から持続可能な社会/SDGsを考える」をテーマにしたESD推進授業を実施しました。

SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030 アジェンダ」に記載された2016 年から2030 年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17 のゴール・169 のターゲットから構成されており、「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」をスローガンに、発展途上国のみならず先進国も一体となった積極的な取り組みを進めています。

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今回のESDプロジェクトは、同校が今年から開始する、SDGsをテーマにした総合学習サポートのために企画したものです。

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8/28(火)、生徒と学校関係者 約800人を対象に、株式会社TREEの水野代表取締役、宮城崇志氏がファシリテーターとなって、「スペシャリストに聞くSDGs」、「SDGsに取り組む行政・企業・NPO法人の活動」について解説した映像教材を用いながら、SDGsに取り組む意義や目的について説明しました。

また、SDGs目標15「陸の豊かさを守ろう」の達成に向けた金融機関の取り組み事例として「森林信託」を紹介しました。

日本には森林資源が豊富にある一方で、林業従事者の不足等の事由から国内需要料の1/3しか賄えていません。森林信託は、金融機関・地権者・森林整備従事者が一体となって取り組む持続可能な森林経営の仕組みであり、人口減少や不在地主などの社会問題、ひいては気候変動問題の解決にも繋がるものだと伝えています。

このESDプロジェクトを通じて、SDGsが経済活動と結びついていることを知り、持続可能な社会とは何かについて考えてもらうきっかけになれば幸いです。

 

当店では今後、店内でのロビー展やDVD放映等も予定しておりますので、どうぞお楽しみに!