トップ  > 芝営業部  > 「ナショナル・トラスト」オンライン社内勉強会に参加しました!

こんにちは。芝営業部の石井です。

今回のブログでは、三井住友信託銀行が応援している公益社団法人 日本ナショナル・トラスト協会の活動について紹介します。

 

当社ホームページにも掲載のとおり、私たち三井住友信託銀行は、地球温暖化を含むすべての環境問題は、生きものの問題(生物多様性問題)につながると考えています。

この問題は、私たちの手で取り組んでいく最重要課題の1つと位置づけており、さまざまな形でナショナル・トラスト活動を応援しているのも、数ある取り組みのうちの1つです。

当部は、このナショナル・トラストについて学ぶオンライン社内勉強会に参加し、さらに部内でも勉強会を実施しました。

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ナショナル・トラストとは、国民から託された寄付金で自然や歴史的な環境などの国民の財産を取得し、国民のために守っていく活動です。

自然を守るには、公有地化や自然保護区指定といった行政の活動だけでは限界があります。そこで、ナショナル・トラストは行政の役割を補い、自然を守る確実な方法として注目されています。

 

この活動は、産業革命に伴い急速に都市拡大が進行した19世紀のイギリスで、3人の市民により始められました。1895年に「市民の憩いのために必要なオープンスペースを取得し、将来の人々のために残していく」という基本理念の下、非営利団体「英国ナショナル・トラスト」が設立されると、寄付や寄贈の申し出が続出しました。同団体は2013年現在、390万人の会員と7万人超のボランティアが支える英国最大の自然保護団体となっています。

その後、日本でもナショナル・トラストの活動は着実に広まり、各地森林や湿原など自然保護のための募金活動を行い、集まった資金で土地を買い上げ、自然の保護をするようになりました。森を守ることで稀少動物の生息地を守る、水源となる原生林を守る、というような活動は、私たちの未来に大きく関わる問題です。

 

社内勉強会を通じて、日本各地で当社がナショナル・トラスト活動に関する継続した取り組みをしていることについて学び、私たち信託銀行ならではの業務基盤を生かしてご提案している商品についても学びました。

 

例えば、「信託のしくみを使った商品」です。

公益団体等への寄付に対する関心は高まっていますが、「どこに寄付してよいかわからない」と迷われてしまうことも多いようです。そのようなお悩みに応えるため、住友信託銀行(当時)では2011年に社会貢献寄付信託〈明日へのかけはし〉の取扱いを開始しました。

次に、「土地の寄贈」です。

ナショナル・トラストの目的は自然地をそのまま残すことです。お金で土地を購入する以外に、自然地を保有する個人や法人がその土地を寄贈することも可能です。

最後に、「遺言」です。

「美しい自然をいつまでもこのままにしたい」といった意思は遺言書を遺すことで実現することができます。三井住友信託銀行と(公社)日本ナショナル・トラスト協会は遺言信託に関する業務提携を行っており、遺言作成に必要なご相談から、遺言書の保管・執行にいたるまでお引き受けしています。

 

私たちは、ナショナル・トラスト協会の活動を応援するに際し、信託というしくみが活かされていることについて改めて学び、取り組みへの意義や重要性を認識することとができました。

勉強会に参加した社員からは、「ナショナル・トラストの取り組みは想像よりも昔からあったことを知って驚いた」、「お客さまの声やご要望に応える事例として提案できたらよい」等の感想があがりました。

 

当部では今後も、サステナビリティ活動に関する学びの機会を定期的に設け、お客さまのお気持ちに寄り添った形で提案および相談業務に臨んでまいる所存です。