トップ  > 芝営業部  > 2019年度下期第2回シルバーカレッジ 絵手紙教室を開催しました!

こんにちは。芝営業部の石井です。

当部では先日、2019年度下期第2回シルバーカレッジを開催しました。

 

今回のシルバーカレッジでは、日本画家のくぼ田木蓮(もくれん)先生をお招きし、この季節にぴったりな「ひなまつり」をテーマとした絵手紙教室を開催しました。

ご参加いただいたお客さまからは、「絵手紙?」「え!やったことない!」「難しそう」といった声も上がりましたが、絵手紙教室が始まるとあっという間に制作に夢中になって取り組まれていました。

まずはじめに、先生が実際に制作されるのを見学し、筆の使い分け方や墨汁を使って書く際の濃淡の出し方などについて教えていただきました。同じ墨汁の染みた筆でも、水の合わせ方次第で濃さがずいぶん変わること、筆を寝かせて描くのと立てて描くのとでは幅がかわってくることなどがよく分かりまました。

実際におひなさまの輪郭を描く先生の手元は、魔法でも使っているのではないかと思うほど滑らかで、あっという間に作品が出来上がると、お客さまは「わぁすごい」「きれいですね」と驚かれていました。

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見学をおえるといよいよ実践です。参加者の皆さまに真っ白なハガキが配布され、先生の描かれた手順でおひなさまを描いていくことになりました。

「顔が丸く書けないわ」「線がはみ出しちゃった」といった声も上がりましたが、先生からすかさず「かわいらしく描けていますよ」「いいお顔してます。いいお顔の方が書くといいお顔のおひなさまになるんですよ」と嬉しいアドバイスがありました。

絵手紙では、はみ出した線や色もいい味になるそうです。「とにかくオールOK」というご指導の下、2枚目のお題である桜餅の絵手紙制作にチャレンジする方、次はもっとうまく書ける気がすると2枚目もおひなさまを描かれる方、それぞれのお楽しみいただけたようです。

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絵手紙は色付けすることで一気に鮮やかになります。おひなさまの着物に赤や濃いピンクを選ばれるなど、思い思いの配色を楽しんでいらっしゃいました。一方、肌色を作るときには苦戦する方が多く、中には「酔っ払い気味の赤ら顔のおひなさまとおだいりさまになった!」という方もいらっしゃいました。

充実の90分が終わると、各テーブル同じものが一つとしてない、オリジナルの素敵な絵手紙が仕上がっていました。ご家族や友人に贈っても良し、壁にかけて自分で楽しむも良しの絵手紙制作に皆さま大満足いただけたようで、アンケートにはたくさんの好評のご感想をいただきました。

 

当部では今後も、皆さまに楽しいひとときをお過ごしいただけるよう、様々なイベントを企画・開催してまいります。