トップ  > 難波・難波中央支店  > ナショナル・トラスト「森の墓苑」ロビー展を開催しています!

こんにちは。難波支店・難波中央支店の森本です。

当店では7/12(金)まで、ロビーでナショナル・トラスト「森の墓苑」を展示しています。

 

ナショナル・トラスト活動とは、19世紀に英国で発祥した美しい自然や歴史的建造物を保護する活動のことです。産業革命が進む一方、急速に自然が失われていく中で、国民から「自身の手で大切な自然環境や歴史的建造物を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく」という理念が生まれました。私たち信託銀行と同じ英国の「トラスト」の起源をもった運動と言えるでしょう。

日本でも高度経済成長期の1960年代から活動が全国に広まり、現在では50以上の地域に活動の輪が広がっています。土地・建物の取得をはじめ、それぞれの土地に根ざした活動は多岐にわたっています。

 

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(公財)日本生態系協会は、(公社)日本ナショナル・トラスト協会と共に、全国各地の自然地を取得し守る活動を進めてきた団体です。

同協会が2016年2月に千葉県内にオープンした「森の墓苑」は、新しい墓地のかたち、新しいトラスト活動として注目を集めています。

「森の墓苑」のコンセプトは、半世紀をかけて敷地全体を豊かな自然の森に再生する、というものです。自然の森にかえすため、墓石や花立てなどの人工物は設置せず、ご遺骨は土に埋葬し、木製の墓碑と地元由来の苗木を植えます。

トラスト活動の中では、すすまない自然再生や墓地事業による開発といった課題があります。森の墓苑はそれらの解決の糸口として、また、多様化するニーズの受け皿として、これからの時代に求められる墓地と言えるでしょう。

 

ロビー展では、ナショナル・トラストや森の墓苑に関する詳しい情報が載っているパンフレットや、当社の自然資本の取り組みに関する資料を設置していますので、どうぞお気軽にお手にとってご覧ください。csr5

このロビー展をきっかけに、ナショナル・トラストや森の墓苑について理解を深めていただければ幸いです。

お近くにお立ち寄りの際は是非、当店にもお立ち寄りいただき、ロビー展をご覧ください。

支店一同、皆さまのご来店をお待ちしております。