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梅田・阪急梅田支店

当店はSDGs目標3の達成に向けて、
ご高齢の方や障がいをお持ちの方等が安心して暮らすことができる街づくりに積極的に協力しています。

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こんにちは。梅田支店・阪急梅田支店の大槻です。

当店では1/25(日)、地域の北野振興町会/北野地域活動協会主催で実施された「避難所開設訓練」に初めて参加しました。

当日は大阪市立天満中学校の体育館に集合し、いくつかの講義を受け、その後テントやパイプベッドの組み立てのデモンストレーションを見て、実際に設置する練習をしました。

  

講義では、大阪市北区役所の職員で、元旦に発生した能登半島地震の被災地である輪島市に1月半ばに派遣され、避難所で支援活動を行った方のお話をうかがいました。

輪島市内では大半の建物が全壊や半壊状態で、信号機もほとんどが壊れて信号機のない状態だったそうです。また、避難所にいても3食が揃わない状況で体調不良の方も多い中、前向きに考える方もいて、炊き出しのお手伝いをされる方もいらっしゃたそうです。

避難所開設から2週間たつと、徐々に組織が体系化され、代表の方が役所の方と環境改善に向けた意見交換を行う機会もあったというお話もありました。

自然災害は止めることはできないけれど、被災者となる前提で考え、他人ごとから我がごととしてとらえる。防災や災害対応には正解だけを求めない。知っている人、経験ある人を増やし、多くの選択肢を作っておくことが大切だという災害時における考え方を学ぶことができました。

  

次の講義では、大阪市北区社会福祉協議会の方から、「断水時の緊急トイレ」の作り方を教わりました。非常用トイレセット等市販のものはあるようですが、ペットの猫用砂が代わりに使えるとのことで、ビニールに小分けされた猫砂が配布され、お水を入れて実験し、実際に水分が吸収されていくのを見ました。

   

 

     

また、長周期地震動についてや淀川が氾濫した場合のシミュレーション映像を見ました。災害はとても怖いですが、それゆえに事前に備えることの重要性や避難所での心構え、コミュニティ維持の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。

 

   

当店では今後も、地域の皆さまとともに、さまざまな活動に参加し、住み続けられるまちづくりに取り組んでまいります。