トップ  > 佐賀支店  > 「ナショナル・トラスト」社内勉強会を実施しました!

こんにちは。佐賀支店の柴﨑です。

当店では先日、「ナショナル・トラスト」について学ぶ社内勉強会を実施しました。

 

勉強会の冒頭では、「ナショナル・トラスト」の起源であるイギリスでの活動から現在の日本の活動まで、具体例を挙げながらました。

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ナショナル・トラストとは、国民から託された寄付金で自然や歴史的な環境を取得し、国民のために守っていく活動で、約100年前にイギリスで発祥しました。この活動が広がった背景には、ピーターラビットの著者ビアトリクス・ポターをはじめとする熱心な支援者の存在がありました。

その後、活動は世界に広がり、日本では1960年代の高度経済成長期、日本では鎌倉・鶴岡八幡宮の裏山にある「御谷の森」を宅地開発から守るために、市民からの寄付と鎌倉市で土地を買い取り、森を守ることに成功したのが、その発祥と言われています。

日本では現在、全国50以上の地域でナショナル・トラスト活動が行われています。

 

日本ナショナル・トラスト協会では現在、絶滅危惧種「アマミノクロウサギ」を守る寄付キャンペーンを実施しており、アマミノクロウサギを代表とする希少な生きものの生息地である鹿児島県奄美大島の嘉徳の森を買い取り、守っていく活動が進められています。

当社ではこのキャンペーンに賛同し、全国の支店ロビーにポスターを掲示するなどして、広報活動を支援しています。%e3%83%91%e3%83%b3%e3%83%951

今回の勉強会を通して、参加者からは「長きにわたって日常の景観が守られている地域がたくさんあることを初めて知った」、「ナショナル・トラストが、自然を守りたいという市民のあたたかい気持ちから始まったことを知れてよかった」等の声があがりました。

当店では現在、各種パンフレットをロビーに設置しておりますので、ご来店の際は是非ご覧ください。

 

当店では今後も、地域に学び、地域の皆さまに貢献できるよう、様々なサステナビリティ活動に取り組むとともに、地域の情報発信に積極的に取り組んでまいります!