こんにちは。姫路支店の丸山です。

本日のブログでは、当店が11/18（金）に参加した兵庫県立大学様におけるイベント「企業・大学・学生マッチング in HIMEJI 2022」の様子を紹介いたします。

皆さまは、「森林信託」という信託商品があることをご存知でしょうか？

現在の日本では、国土のうち約66.3％（2505万ha）が森林となっており、その中で森林所有構造としては約9割が10ha未満の小規模・零細林家となっています。さらに、森林所有者の世代交代により、不在村の森林所有者も増加しています。

このような所有者の後継者不足、相続問題、維持管理等は、所有者の方々だけで解決することが難しく、大きな社会課題の一つとなっています。

そこで、個人や自治体に代わり所有林を管理する業界初のサービスが「森林信託」です。

所有者の方から森林をお預かりし、運用管理を行い出た利益を所有者の方々に還元する、「信託」という仕組みだからこそ可能な社会課題に対する取り組みの一つであり、昨今注目が高まるSDGsへの取り組みです。

「企業・大学・学生マッチング in HIMEJI 2022」では、当社の活動について紹介させていただき、企業の方々や学生の皆さまに広く知っていただくきっかけを作ることができました。

お声がけいただいた方の中には、「運用管理で悩みを抱えている他の分野でもこの仕組みは使えそう」、「信託はどんな分野でも扱えるんですね」等のコメントをいただくこともあり、実際に会場へ伺った私自身も大きな励みになりました。

この取り組みを通して、信託の力の幅広さを皆さまにお伝えできたのであれば幸いです。

当店では今後も、地域の皆さまと連携しながら、地域活性化に貢献できるよう努めてまいります。