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所沢駅前支店の北原です。

先日、所沢パークホテルで、スウェーデンの認知症緩和ケア「タクティールケア」セミナーを遺言・相続セミナーと協同で行いました。「タクティールケア」とは・・・?と思われる方も多いと思いますので、簡単にご紹介させていただきます。タクティールケアはスウェーデンで生まれた言葉で、スウェーデン王室が作ったケアハウスで実際に行われているケアの一つだそうです。手で触れることで認知症患者の気持ちを落ち着かせ、症状をやわらげるケアです。

 

<セミナー冒頭で挨拶する星出支店長>
 
<タクティールケアを実践する講師の原様>
セミナーでは、ペアになっていただき、実際にみなさんに体験していただきましたが、体験の後には「ほっとする」「気持が落ち着く」という言葉が多く聞かれ、会場がとても和やかな空気になりました。

言われてみると日本にも「手当て」という言葉がありますね。小さい時に「痛いの痛いのとんでいけ」とけがをしたところを誰かにさすってもらうという経験が一度はあると思います。事前の職員向け体験会でも「なんだか子どものときを思い出す」という感想があり、「触れる」ことで安心が生まれるという効果を取り入れた優しいケアだな、と感じました。

今回は高齢化が進む日本において、「認知症」との向き合い方の一つを(株)日本スウェーデン福祉研究所の方にご協力をいただきご紹介させていただきました。

今後も信託世代のお客様にお役に立てるようなセミナーを考えていきたいと思います。
今回セミナーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。