一宮支店
こんにちは。一宮支店の三田です。
当店では8/26(水)、一宮市社会福祉協議会にご協力いただき、当店社員を対象とした高齢者疑似体験を実施しました。
この疑似体験は、当店に日頃からたくさんのご高齢のお客さまにご来店いただいていることから企画したもので、社員がお客さまの気持ちに近づき、お困りの点やご不安な点は何かを実感することが目的です。
高齢者疑似体験では、体に重りや動きづらくなるサポーターをつけ、両膝から伸びる紐を首にかけて、前に引っ張られるような姿勢で杖をついて歩きました。
この時点ですでに体が重く、杖がないと立っていられない状態になりました。社会福祉協議会の方から、杖の使い方についてアドバイスを受けながら少しずつ歩くことができました。
加えて、専用の眼鏡と耳栓も装着したところ、視覚と聴覚が悪くなりました。参加者からは、「廊下が暗くて前に進むのが怖い」、「このまま階段を下りるのは怖いので、できるなら通りたくない」等の声があがり、前に進むだけでも大変な様子でした。
この他にも、休憩室の自販機を使ったり、チラシをめくったりといった体験もしました。
体験が終了すると、参加者は皆、汗だくになりました。「いつも使う道の往復がこんなに大変だとは思わなかった」といった驚きの声もあがりました。
今回の疑似体験は、お客さまの立場や心情を理解するのに貴重な経験となりました。
今後、ご来店いただくお客さまが店内で安心して気持ちよくお過ごしいただけるよう、社員一同、努めてまいります。